米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2020年10月1日木曜日

履修選択について

 こんにちは。Emory Goizueta c/o2021のMSです。アトランタはだいぶ涼しくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目に体調等崩すことなくお過ごしいただけていれば幸いです。

さて、本日は履修選択の話題について触れたいと思います。2年制のMBAでは、1年目の春、2年目の秋、春の合計3回の履修選択の機会を持つことになります。Goizuetaでは、セメスターごとおおよそ40~50程度の選択授業が用意されていますが、学生はその中から4~6/セメスター程度に絞り履修することになります。用意されているクラスの大半は受けることなく卒業することになりますので、後悔しないよう慎重に選びたいところ。そのため、各授業の情報をどのようにして入手するか、という点が大事になってきます。


学校からの情報提供は、概要説明会、授業シラバスなどがあり、また初回授業に出てみてFitを確認してから履修判断をすることもできます。さらに、アメリカの大学ならではだと思いますが、授業の評価を学生が行ういわゆる360feedbackのようなものがルールとなっており、過去の学生からの評価がストックされ公開されています。授業のオーガナイズ度合いや教授の熱心さ、ワークロード等の細かな項目の評価がスコアとしてまとまっており、とても便利です。もちろん、先輩や友人から生の声を聞くことも大事ですし、特にEmory日本人会では、卒業生の皆様より各授業のレビューを引き継いでおり、日本人ならではの視点での感想を見ることが出来るため、こちらも私自身大変参考にさせていただきました。

 

選択授業はAccountingFinanceOrganizations & Management(O&M) Infosystem & Operation Management(ISOM)といった区分があり、一定のCriteriaを超えると、コンセントレーション(大学で言う所の専攻のようなもの)を認定してもらうことが可能です。さらに、現在Emory GoizuetaではSTEMの準備を行っており、2021年以降の卒業生は、一定数のSTEM関連の授業を取ることでSTEM certificateを取得することが出来るようになる予定とのことです。こちらも授業選択の際に判断材料となってくる要素だと思います。

 

いかがだったでしょうか。これから海外MBAへ挑戦される方は、学びたいことをある程度絞ってからいらっしゃる方が多いと思いますが、取りたい授業などはこちらに来てから改めて考える事になると思います。実際、Emoryに来てみて、名物教授や面白そうな授業がとても多く、どれを取捨選択するかというのは私自身うれしい悩みでしたので、その際の判断材料について自分なりに書かせて頂きました。ご参考となれば幸いです。