米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2020年10月28日水曜日

MBA生活と資格試験

 受験生の皆さま、こんにちは。

TOEFL/IELTSやGMAT/GRE、エッセイ等でいよいよ大詰めの時期かと思いますので、体調にはくれぐれも気を付けて、お過ごしいただければと思います。

今回は、MBA生活と資格試験の両立について触れていこうと思います。
MBA生活は個人課題にグループ課題と多忙を極めるとはいえ、サラリーマン生活と比較すると圧倒的に勉強時間を確保できます。
従って、大学合格後は資格試験も視野に入れているという人もいるかと思います。
そして海外MBA留学で目指す資格といえば、USCPAやCFAではないでしょうか?
同級生を見ても、7名中3名がUSCPAを、2名がCFAの取得を目指しています。

そこで、そのあたりの資格試験と授業との両立ってどうなのということを履修登録の観点から書いていこうと思います。
まず結論から書きますと、履修する科目を、USCPAやCFAの試験範囲と関連する科目から選択することで十分可能です。
(必修科目ですべて埋まる1年生の秋学期は気合で乗り切る必要あり)
私の場合ですと、USCPAとCFAの取得を目指しておりますので、会計科目とファイナンス科目を中心に選択しております。

特に会計科目については、エモリーには、一般的な財務会計や管理会計があるのは言うまでもなく、通常の人には馴染みの薄いであろう、非営利法人の会計処理が学べる科目や監査について学べる科目まで用意されております。
資格試験の勉強だけをやっていると、試験に合格するためだけの勉強になってしまいがちです。
しかし、大学の授業も並行して履修することで、実在する法人のケースに沿って分析する機会が非常に多くあり、より深い視点で実務を想像しながら学習できていると実感しています。

MBA受験時には、スコアメイクやエッセイの作成に追われていたため、実際に自分が学生になった時に、大学の勉強以外に何をして、どういう風に学んでいくかということまで想像できていなかったので、受験生の皆さまに置かれましては、非常に多忙の中とは存じますが、ぜひ一度時間を取って、合格して学生になった時の姿を想像してみるのもいいかもしれません。