受験生の皆さん、こんにちは。
11月も終わりに近づき、多くの受験生の皆様は出願準備の佳境に差し掛かっている時期ではないでしょうか。さてこの度、2020年12月19日(土)22時〜(日本時間)、Emory University Goizueta Business School(GBS)の学校説明会を開催する予定です。
・数ある学校の中で、GBSにどのような特徴があるのかお知りになりたい方
・GBS在校生の話を聞いて雰囲気を感じたいという方
・出願に向けて、エッセイや面接の対策等について知りたい方
・アトランタのコロナの状況/生の声を聞きたい方
以上のような方々に向けて、在校生を中心としたZoomでのウェビナー形式の説明会となります。すでに出願を決められている方のみならず、まだ出願校を検討中の方や将来留学を検討されている方にもお役に立てる内容かと思いますので、ぜひお気軽にご参加いただけますと幸いです!
【開催概要】
日時:2020年12月19日(土) 22時~(日本時間)
申込方法:https://forms.gle/atSwZJkQtQiADU5z6
(申込頂いた方に別途リンクをご案内致します)
さて今回のブログでは、「コロナ禍でアメリカ留学するって実際どんな感じなの?」という点について、アカデミック面/生活面の両方について簡単にレポートしたいと思います。
・アカデミック面での影響
現在秋学期(Fall Semester)の終盤に差し掛かったところですが、多くの授業は基本的にオンラインで実施されており、一部クラスのみオンライン/通学のハイブリッド型で提供されています(選択可)。
私自身はアトランタで生活しつつも秋学期のクラスを全てオンライン(Zoom)で受講している状況です。グループワーク、教授やTAとのコミュニケーションも全てリモートですので、正直今まで以上にチーム内の意思疎通が難しい反面、リモートで共同作業を進める上でのチームマネジメントスキルの良い訓練になっていると感じています。実際、ポストコロナでは今まで以上に実務上もリモートワークが増えることが予想されますので、多様なクラスメートとのオンラインでのグループワークで、スケジュール管理/担当範囲や責任所掌の明確化/コミュニケーションの方法や最新ツールの活用術を学べることはポジティブな要素として捉えています。また一部のクラスでは、早速新型コロナ禍における新たなイノベーションの機会をテーマに扱ったりと、ビジネスの最前線のマインドにも触れることができています。
ただそうは言っても、これまで毎週木曜日午後に行われてきたKEGSと呼ばれるキャンパス飲み会ですらオンライン飲みでの開催となってしまっており、face to faceで同級生と懇親する機会が減ってしまっている等、コロナによるマイナスの影響は大きいと言わざるを得ません。
来年1月末からスタートする春学期では、少しずつオンキャンパスの機会が増える予定ですので、今期のセメスターで新しく知り合ったクラスメートとまたキャンパスで再開できることを楽しみにしています。
・生活面での影響
アトランタのコロナの影響に関して言えば、外出の際にマスクをしていれば基本的に通常の生活は送れている状況かと思います。例えば、スーパー、レストラン、美容室、役所、Uber/Lyftなどはマスク着用を義務付けているものの通常通り利用できる状況です。私は妻と2歳児との三人で暮らしているのですが、子供の遊び場という意味では、アウトドアの環境が充実しているので、近所の綺麗な公園はもちろんのこと、夏には近くの州立公園に滝を見に行ったり、湖でウォータースポーツを体験したりしました。また10月にはCone Mazeと呼ばれるトウモロコシ畑の迷路に家族で出かけるなど、コロナを気にせず楽しめる場所も多くあります。
Amicalola Falls
一方でやはり制限されてしまうのが、屋内のアクティビティやイベント、そして感染リスクの伴う長距離旅行などです。旅行に関しては、ロードトリップなど安全で可能な範囲の旅行に限定されています。また保育園についても、多くのスクールはコロナに配慮しつつ再開しているものの、通園させるにはどうしても慎重になってしまっています。結果としては、授業をオンラインで受けていることもあり、これまで以上に家族と一緒に過ごす時間が長くなっているといった状況でしょうか。
アメリカは基本的に車社会のため、マスクを着けずにマイカーで目的地まで移動できる点に関しては、日本より苦にならないかもしれません。また、市内の至る所でコロナのPCR検査が無料で実施されており、買い物ついでにドライブスルー感覚で検査を受けることができます。私の生活範囲内では、どこに行ってもほとんどの人がマスクをつけ、慎重に行動しているように見えますので、なぜこれほどまでに感染が拡大しているのかは、本当に不思議でなりません。(おそらく留学生の私には分かり得ない、とんでもない人達がいるのでしょう。)
ドライブスルー型PCR検査場
以上、コロナ禍におけるアメリカ留学生の暮らしについてまとめてみました。
私自身、この半年を振り返ってみて、計画を変更せざるを得ず思うようにいかないことも多かったのですが、その中で一つ気づいた点は、時間だけは平等に過ぎていく(=歳だけはとっていく)という紛れもない事実です。なぜか”Today is the first day of the rest” という名言を思い出しました。このような先行き不透明な中でも、今できる最善を尽くし残りの留学生活を満喫したいと考えています。皆様の留学におかれましても、さまざまな諸事情を加味して、是非とも納得のいく決断をされることを祈っております。
12月19日のウェビナーではさらに詳細をお話できるかと思いますので、少しでもご興味を持たれた方、もっとお知りになりたい方は、ぜひ参加登録のほど、よろしくお願い致します!