こんにちは、Class of 2017のKenです。入学以来、半年以上が過ぎ去り、アトランタでの生活がすっかり日常になってきました。現在、当校の日本人学生の多くは、春学期の前半を終え、解放された気持ち(笑)で、家族とともに旅行に出かけたり(ちなみに本日(2016年3月6日)は、私達を含めて少なくとも4家族がラスベガスに滞在中です)、ゴルフの練習に精を出したり、と思い思いに休暇を満喫している頃だと思います。そこで、今回は学校の授業からは少し離れて、現在のような休暇中や授業の合間などに楽しむこととなる「スポーツ」について、エモリー大学やアトランタ周辺においてどのような環境や機会があるのか紹介をさせてもらいたいと思います。
まず、エモリー地区周辺のほとんどのアパートにはジム設備が併設されており、また、その多くが24時間オープンであるため、「やる気」と「時間」さえあれば、ある程度のエクササイズをいつでも行うことができる環境になっています。私も普段は自宅アパートのジムでトレーニングをすることが多く、ビジネススクールの(日本人)学生を見かけることが多々あります。また、比較的温暖な気候であるアトランタには、格安のゴルフコースや森林の中を通るランニングコースが数多く存在し、ゴルフやランニングを存分に楽しむことができる環境が整っています。このような環境に加えて、今回私が紹介をするのは、「1.PEセンターが提供する充実したスポーツ・トレーニング環境と多様なスポーツプログラム」、「2.学校内でのスポーツコミュニティ」及び「3.学校外での日本人スポーツコミュニティ」の3点になります。これらの点をうまく利活用すればアトランタにおけるスポーツライフの一層の充実は間違いないものであり、興味がある方はこちらに来る前に是非ご一読いただけたらと思います。
1.PEセンターが提供する充実したスポーツ・トレーニング環境と多様なスポーツプログラム
エモリー大学にはPEセンターと名付けられた総合体育施設があり、当該施設においては、バスケットなどを楽しむことが可能な大規模な室内運動場、25ヤードレーンが15レーン以上用意された屋内プール、屋内ランニングコース、屋外テニスコート及び多様なトレーニング機器等が設置・整備されています。特に学生に人気があるのが、フリークライミング設備であり、平日の日中はかなりの人数の学生がクライミングを楽しんでいます。個人的には、開放感のあるプールがおすすめであり、水温が極端に低い時があるのが珠にキズではありますが、平日の授業前後等にゆっくりと泳ぐ時間は日々のストレス等を癒す重要な時間になっています。また、トレーニング機器についても非常に充実しており、都内等に展開している某ジムではなかなか見られない機器にもお目にかかることが可能です。充実した設備の他にも、ピックアップ型のフットサルプログラム、ダンスプログラム(ズンバやラテンリズム等)など多様なプログラムが、学生以外の方を含めて広く提供されており、夫婦やご家族でこのようなプログラムを楽しむこともできます。
2.学校内でのスポーツコミュニティ
ビジネススクールの学生が主催し、学校のHPでも紹介されているクラブ活動や、エモリー大学のいわゆる大学体育会(NCAA所属)のクラブ活動の他に、学生が有志で主催しているスポーツコミュニティが数多く存在します。私が知っているだけでもサッカーやバスケットなどのメジャー球技の他、バドミントンや筋トレクラブ的なコミュニティが存在します。これらのコミュニティの一部は定例活動日などはなく、直前にSNS上のやりとりで練習の開催が決まるなど、場当たり的な運営をしているものも多いですが、中には経験者中心で構成されているものもあり、一度集まれば、練習中は本気モードで活動をしているところが多いです。
3.学校外での日本人スポーツコミュニティ
上記の他、学校から離れて、アトランタに住む日本人が主催しているスポーツコミュニティに参加することもスポーツを楽しむ良い機会になると思います。例えば、アトランタの日本人会が主催する比較的大規模なランニングコミュニティや経験者中心のサッカーコミュニティ、私がPEセンター内をうろついていた時に偶然出会ったフリークライミングを楽しむ日本人コミュニティ、あるいは、とあるカーディーラーが主催する空手・キックボクシングコミュニティなど、アトランタに来る前には想像すらしていなかった多様なコミュニティが存在しています。
これらのようにアトランタにはスポーツに触れる機会が数多く存在し、幅広いスポーツライフを楽しむことが可能な状況であり、ウインタースポーツやマリンスポーツを楽しむことが難しいという状況を差し引いても、「アトランタでは充実したスポーツライフを送ることができる」と自信を持って言うことができます。
長々と文章を重ねてしまい今更という感じもしますが、今回はこのへんで筆をおかせて頂きたいと思います。未だファイナルラウンドに向けて準備を進めている方もいらっしゃる(私自身がそうでした)かと思いますので、どうぞお体に気を付けて最後まで頑張ってください。皆様がご希望の進路に進まれることを心からお祈り致しております。
Ken