米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年1月23日月曜日

私の面接

こんにちは、Class of 2017のタローです。

卒業式の58日まであと106日となり、長いと思っていた2年間の留学生活もあっという間にゴールが見えてきてしまいました。

受験生の皆様はアプリケーションの応募が最も多くなる1月のラウンドを終え、今か今かとインタビューの招待を待っている最中では無いでしょうか?

私も二年前、精神的に病んだ瀕死状態の中、やっとの思いでGBSへのアプリケーションを書き上げ、締め切りギリギリに提出した記憶があります。そしてインタビューの招待を待つ中で、届いていたインビテーションメールを間違えてゴミ箱に捨ててしまい、返信期限の翌日にそのメールを奇跡的に発見し、謝罪文と共に面接のお願いのメールを出した記憶を思い出します。「そんなことあるか!」とツッコミたくなるような話ですが、実話です。皆様はメール箱の整理は集中して行ってください。

肝心のインタビューですが、私はアドミッションの面接官を相手に約30分の面接を2月に東京の某ホテルで受けました(受けさせていただきました)。とても和やかな雰囲気を作ってくださり、自然な流れの会話のようなインタビューとなりました。「学部時代は教育専攻だったけど、なぜ営業になったの?」や「アプリケーションでは将来こんなことしたいと書いてるけど、競合はどんなことをしてるの?」、「あなたのInteresting factを見せてもらったけど、何が言いたかったの?」など、隅々までレジュメやアプリケーションを読んできてくれていたことに驚きました。私の面接の場合はWhy MBA? Why GBS?といった直球質問ではなく、話をしていく中でそれらの質問の答えを探っているような雰囲気でした。おそらく質問を答えるうえで、「~だからMBAが必要なんだ」や「~なのでGBSに行きたいんだ」と付け加えられた方がより良かったのかもしれません。

個人的に印象に残ったのは「アトランタについて何か知ってることある?」という質問で、私は特にそこまで深く考えられず、「NBAのアトランタホークスを見に行きたい。今シーズン(2014-2015)は絶対的なスタープレーヤーはいないがチームケミストリーが良く、現時点で東カンファレンスの首位をひた走っているよ」と興奮気味に答えたことを覚えています。そこから話題がスポーツネタとなり、お互いランニングが好きであることが判明し、最後は弊社の栄養補助食品を面接官にさりげなく渡して面接を終えました。学校の事を調べることはもちろんなのですが、これから二年間暮らす場所について何を知っているか、なんでも良いと思うので一つか二つくらい用意しておくと安心だと思います。もしかするとアトランタには〇カ・〇―ラ社があるため飲料業界でコネクションを作りたいとビジネスライクな答え方もできたなと今更ながら思いますが、NBAネタの方が自分らしさを出せたのとアイスブレーカーになってくれたので良かったかもしれません。

インタビューの準備をするにあたって、こうしておけばよかったと思うことを一つ紹介します。それはボディランゲージを付け加えることです。例えば「私を表す形容詞三つは〇〇、△△、と××です」の時に手を使ってカウントするとか、「私は~」と言うときに胸に手を当ててみることです。日本人にとっては大げさに見えますが、たぶんこちらの方からすると普通に見えると思います。中には自然にできてる人もいるのですが、そうでない人で付け加える余裕があったらぜひ試してみてください。


厳しい寒さが続きますが、希望と大切なメールは捨てずに残りの受験生活を頑張って乗り切ってください!