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■本題
こんにちは、CO27のTSです。秋学期が始まり、ブログのネタ選びに事欠かないくらい毎日いろいろなことが起きています。そんな中、今回は秋学期のトップバッターとなったマーケティング授業を紹介していきます。
この授業を担当するのはコカ・コーラなどで戦略を手がけた実務家のオマール教授で、彼の授業はとにかくエナジー全開です。
授業初日、私は「発言が多く、素早い環境でやっていけるか」と不安でした。すると初日の授業開始直後に「T!(名前)なんでマーケティングにストラテジーが必要なんだい!?」と突然の指名。いわゆるコールドコールです。
これに対する私の答えは微妙でしたが、教授は「That makes a lot of sense!!」と全力肯定。そのおかげで気持ちが軽くなり、これ以降は発言に対するハードルが下がったように思います。今思うと、留学生の私の心中を察しての行動だったかも知れません。
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マーケ授業の様子、中央がオマール教授 |
彼の授業は一方的に理論を教えるのではなく、実務経験をもとに議論を交えるスタイル。私がイメージしていた「海外MBAらしさ」を実感しました。テンポ重視で挙手が絶えず、途切れれば指名。どんな意見も肯定され、良い答えには「Hi five moment! 」とハイタッチまで求められます。
続いて、授業の評価で大きな比重を占めるチームプロジェクトでは、企業を選び、学んだフレームワークを使ってマーケティング施策を立案、授業内でクラスに施策を提案します。私たちはハーレーダビッドソンをテーマに選びました。
発表までは2週間弱という短期間でしたが、机上での検討にとどまらず、多角的に準備を進めました。合間を縫って訪れたディーラーで印象的だったのは、強面のアニキ達...ではなく、従業員のブランド愛と製品への知識です。「愛好家には徹底的にカスタマイズ、初めての人にはブランドの魅力だけでなく免許取得までサポートする。そうして皆のハーレー体験を作りたい」というセールスパーソンの熱意に満ちた店内は、まさに授業で説明された、理想的なカスタマージャーニーそのものに思えました。
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ディーラー訪問、私も頑張って質問しています |
全チームが授業で発表を終えると、振り返りにクラスメイトが「印象に残った発表」を挙げる場面がありました。私たちのチームは多くの人に良い発表だと言ってもらい、投票では僅差の2位に。トップチームには教授の著書が贈られました(笑)。いずれにせよ、今回のハーレーのディーラー訪問のように、こうした現場をすぐ体験できるのは、企業や市場が身近にあるアトランタで学ぶ一つのメリットだと感じます。
初めてのコアチームでの課題を良い結果で終えられたことは自信になった一方で、「次はチームの成果に、より明確に貢献したい」という思いも強まりました。MBA生活はまだ始まったばかりです!
CO27 TS
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