Class of 2013のタツです。
ゴイズエタに入学して、はや2ヶ月が経とうとしています。アトランタの気候も、7~8月は最高気温38℃を記録するほどの真夏日が続いていましたが、最近は同24℃程度に落ち着いています。朝は少し肌寒いくらいですね。
さてさて、勉強の秋!ということで、今日は私のお気に入り、ヤン・バートン教授のアカウンティングについて書きたいと思います。私が現在履修中の必修科目(ファイナンス、アカウンティング、統計学、マーケティング、経営戦略など)では、いずれの科目でも素晴らしい教授が揃っているのですが、バートン教授のアカウンティングは特に分かり易くテンポもよく、アカウンティングの授業とは思えないほど、授業内での生徒とのコミュニケーションが盛んです。
会計学のヤン・バートン教授。ちょっとトム・ハンクス似の中年男性。
http://www.goizueta.emory.edu/faculty/janbarton/
例えば、下の写真は、彼の授業での一コマ。スライドにはレントゲン写真のようなものが写っていますが、れっきとした会計の授業中です。彼曰く、”会計は右脳で反応しろ”ということ。問題数をこなして脳のスイッチを”オートパイロット状態”に切り替えれば、会計なんて怖くない、そうです。
また、下のURLはバートン教授が授業中に紹介してくれたYouTube動画で、アメリカの即興コメディ番組 ”Whose Line Is It Anyway? (一体誰のセリフ?)”での一幕です。プロのコメディアンが大変秀逸なアカウンティング・ソング(!)を披露してくれていますので、息抜きにでもぜひどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=XSranciXOvs
本体の授業も、教科書に沿って仕訳ルールを学ぶだけのものではありません。例えば、売上計上のルールを学ぶ際には、アップルのiPhone販売のケーススタディを用いました。減価償却のルールを学ぶ際には、デルタ航空のシンガポール航空との比較ケースを用いました。中間試験ではアップルの2010年度財務諸表を用いて、実際の財務諸表をどのように読み解くかが問われました。
ゴイズエタでは、アカウンティングだけではなく、経済学やマーケティングといった他の授業でも、こうした工夫がなされています。教授陣のみではなく、1クラス約50名という少人数の編成も、こうした授業を可能にしている要因だと思います。
他の授業の様子についても追々紹介していきたいと思っていますので、お楽しみに。
タツ
Class of 2013