米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2015年1月22日木曜日

春学期スタート!

Class of 2016 Michiです。

冬真っ只中ですが、アトランタは非常に過ごしやすい気候です。朝晩は冷える時も多々ありますが、晴れの日中は、本当にすがすがしいです。今日も、20℃近くまで気温が上がり、コートを着ていては暑いと感じるくらいでした。この気候もGoizueta( と言うかアトランタ)の魅力の一つだと実感しています。

さて、今回は1月より始まった春学期について紹介させて頂きます。我々 1年生は初めて選択科目を取る学期となります。まだ始まって2週間ですが、所感を記させて頂きます。授業紹介、学生生活をイメージして頂く一助となれば、幸いです。



まず、MBA 2年間のスケジュールですが、全部で4セメスターあります。最初のセメスターは8科目の必修科目(コア)を3ブロックに分けて履修します。残る3セメスターは、全て選択制です。各自の興味に沿って、授業を選択できます。分野ごとの要件はなく、まさに自分の興味次第です。例えば、ほとんど全て自分のバックグランドに関連する授業を受講し、知識の深堀を図る学生もいれば、各分野を広く浅く学ぶ学生もいます。

私の場合は後者で、Marketing 2コマ、Finance 1コマ、Accounting 1コマ、ISOM (Information system & Operations Management) 1コマ+コアのリーダーシップ 1コマの計6コマを履修しています。授業選択の際は、教授陣からの授業紹介や、2年生の声を参考としたりしながら、選択肢を絞っていきました。我々日本人学生は、歴代の先輩方から受け継ぐレビューもあるので、非常にありがたい限りです。また、同級生と何を取るか相談したりするのも、楽しい学生生活の一部です。


私が感じているコアの時との大きな違いを2点ご紹介します。

1つは、クラス構成です。Goizuetaには、2年制と1年制のフルタイムMBA、社会人が夜間に通うEvening MBA、より実務経験を積んだ社会人の方が(主に)週末に通うExecutive MBAがありますが、選択科目ではExecutive MBAを除く全ての学生が同じクラスで学びます。したがって、より多くの学生とネットワークを広げるチャンスでもあり、異なる学生とチームワークをするチャレンジでもあります。また、Evening MBAの学生が通えるよう、夜間のクラスも充実しています。私も週3回 Evening Classを履修しています。

もう1つの違いは、学生への期待値です。コアの時もある程度は感じましたが、選択科目になり、「授業から、どの程度学ぶかは、自分次第」と言うメッセージをより強く感じます。これは悪い意味ではなく、よい意味で、教授陣から「より深く学びたければ、とことん付き合うよ!」と言うメッセージを発信されていると感じます。これも質・量共に豊富な教授陣を誇るGoizuetaの魅力の1つだと思います。


自分の興味のある科目を選んでいるので当然と言えば当然ですが、どの科目も非常に面白く、多くの学びを得られそうで、今後 どのように発展していくか、楽しみです。また、Akiraが書いた通り、春学期だけでも、全42科目も選択肢があります。残る2セメスターでは到底すべてをカバーできないので、何を受講すべきかを取捨選択しないといけない事が(贅沢な)悩みです。


アプリカントの皆様は、出願準備のラストスパートの最中ですね。心身共に最も辛い時期だと思いますが、最後のひと踏ん張り、頑張って下さい。出願に関するご質問等あれば、いつでもご連絡下さい。



Michi