2ndラウンドで合格された皆様、おめでとうございます。MBA受験も終盤を迎え、今後は進学先の選定に頭を悩ませる時期かと思います。
今回は私がEmoryへの進学を決めた理由の一つである、Real Estate Initiative(不動産プログラム)についてご紹介したいと思います。
私は留学前、日本の金融機関で不動産証券化や海外不動産ファンド投資に従事していたことから、留学先の選定にあたっても不動産関連科目の充実度を重視していました。
Emoryでは、不動産ファイナンス産業の成長に伴うMBA卒業生の需要増を背景に、2007年から上記、Real Estate Initiativeを立ち上げました。本プログラムでは、不動産関連法、不動産市場分析、不動産開発、不動産取引、不動産ファイナンス、REIT投資といった幅広い科目が用意されています。"Commercial Real Estate Transactions"ではロースクールの学生とチームを組み、契約書の作成等、実際の商業不動産取引を疑似体験することが可能です。また、私はまだ参加できていませんが、NAIOP School ChallengeやGoizueta Business School Case Competitionといった不動産ケースコンペティションも用意されています。Emoryのようなスモールスクールでニッチな不動産関連科目がこれほど充実していることは嬉しい誤算でした。
< Real Estate Initiative - Curriculum >
- Real Estate Law
- Real Estate Management & Finance
- Real Estate Market Analysis
- Real Estate Equity Investment
- Real Estate Concepts and Practices
- Real Estate Development
- Adv Real Estate Finance
- Real Estate Law
- Commercial Real Estate Transactions
- Real Estate Management and Finance
- Real Estate Market Analysis
- Real Estate Equity Investment
- Real Estate Development
- Advanced Real Estate Investment Analysis
課外活動においても、Emoryでは不動産ファイナンス関連のイベントが豊富です。私が所属するReal Estate Clubでは、アトランタに拠点を置く不動産ファンドの講演会や開発プロジェクトの実査を企画しています。アトランタの不動産市場は、金融危機からの回復が他都市に比べ大きく遅れていましたが、昨年ごろから非常に活況となっており、足下では10を超える開発プロジェクトが進行中です。皆さんにも是非この活気を肌で感じていただきたいと思います。
実際事例:Inman Park Residential Project 外観 |
Inman Park Project 内覧& ファンドによるプロジェクト説明 |