米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2015年9月15日火曜日

アプリカントの皆様へ 受験関連情報

初めまして、Class of 2017のShihoです。
自分が受験生の時に読んでいたブログにこうして投稿する日が来るなんて、とても感慨深く、不思議な気分です。

授業の感想や初めての海外生活におけるあれこれ、ゴルフ天国アトランタ、学校のイベントで披露した阿波踊り、そしてGoizueta MBA唯一の日本人女性としての日々等々・・・書きたいトピックは色々とありますが、今日は本年度のアプリカント対応係の一人として、Goizuetaの入学審査官と直接話して入手した情報をお伝えしたいと思います。
私もよくこのブログを見てエッセイやインタビューのネタを考えていましたので、少しでもアプリカントの皆様のお役に立てれば幸いです。

・AGOS学校説明会
まだ公式に告知は出ていないようですが、当校のAssociate Dean of MBA AdmissionであるJulie Barefoot氏が10月17-21日に日本を訪問予定で、AGOSで学校説明会を開催するそうです。
詳細がわかり次第このブログでも告知したいと思いますが、ぜひAGOSのホームページをチェックしておいてください。

また、学校説明会には出席しませんが、当校のDeanであるErika James氏も同じタイミングで来日し、企業訪問や卒業生との会合を持つ予定だと聞いています。Erikaは黒人女性としては初の米国Top20ビジネススクールのDeanということで、着任時には話題を集めたそうです。
Dean Erika(クリックで拡大)

・日本からの受験生に関して
当校は7つのコアバリューの一つにもあるようにDiversityを非常に重視しています。
Dean自らが日本を訪問することからも見て取れるように、最近は特に日本人学生のリクルーティングにも積極的です。
(Class of 2016は15人、Class of 2017は10人が日本からの留学生)

また、入学審査官たちは社費留学生についても、厳しい社内選考で選ばれてきた受験生ということで、前向きな印象を持っているようです。
Associate DeanのBrian Mitchell氏は、1年生全体のオリエンテーションの際に社費留学生の重要性について話していました。以下は後日頂いた本人からのコメントです。
(※社費だから受かるとか、社費でなければ受からないとかいう話ではありませんので、誤解のないようにお願い致します)

< Diversity is a core value at Goizueta and we take it seriously. Our corporate sponsored students are important and unique contributors to our diverse community because their professional experience is so vast and relevant. Sponsored students experience our academic curriculum in the context of their current careers, and thus bring a point of view that is greatly appreciated by the Goizueta faculty and students. >


・テストスコアに関して
公式ホームページのClass Profile(リンク)の情報、GMAT 80% range 620-740を参考にしてほしいとのことでした。
TOEFLは100以上が望ましいけれど、アプリカントの英語力はインタビューで確認できるので、TOEFL90以上、IELTS6.5以上あれば諦めずに出願してほしいとも言っていました。

私自身が受験していたころは、一番はListening、次にSpeakingを重視していると聞きました。
これは実際に授業を受けている感触とかなりマッチしており、さすが入学審査官、何が入学後に必要なのかわかっているのだなと思いました。
(まずはListeningができないと授業についていけない、Discussionにも自信をもって入っていけないので・・・)


・インタビューに関して
基本的にはinvitationベースで、ビジットの際にon campusで、もしくは入学審査官が来日して東京で面接が行われます(2016年2月の予定)
また、キャンパスに来ることのできないアプリカントにはSkypeでのインタビューも用意しているそうです。
ビジットできないことが入学審査の過程でネガティブに働くことはないとのことなので、ご安心ください。

また、日本人のアプリカントは英語力を気にして、早い時期に入学審査官と話したり面接を受けたりするのをためらう人が多いけれど、あまり気にせずにどんどんコンタクトを取ってほしい、ビジットの際にはぜひ入学審査官に会ってほしいとも言っていました。
英語力は受験の過程でどんどん向上するものだし、そのためにPre-MBAの語学学校を用意している、という見解のようです。

(※キャンパスビジットについて詳細は日本人向けオフィシャルサイト(リンク)をご覧ください)


以上、長くなってしまいましたが、Goizueta入学審査官からの最新受験情報をお伝えしました。
ご不明な点があればメールでお問い合わせください。

アプリカントの皆様はこれからどんどん出願作業が忙しくなっていく時期かと思いますが、体調に気をつけて頑張ってください!

Shiho