米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2016年7月21日木曜日

続・ESL放浪記


 こんにちは。Class of 2017 Kの家族のUです。前回から、MBA生のパートナーがアトランタで英語を勉強するにはどんな場所があるのか、体験談を中心にご紹介させて頂いております。前回は無料のESLについてご紹介して参りました。続く今回は、ジョージア工科大学の語学学校(Language Institute at Georgia Institute of Technology)について詳しくご紹介します。



●英語がぺらぺらになって帰りたい


・がっつり英語を勉強するならジョージアテック

 ESLを渡り歩きながら、日常生活にも少し慣れてきたところで、それでもまだまだ英語が話せないということで、渡米前からの目標の1つ、英語はぺらぺらになって帰るを達成すべく、毎日がっつり勉強できるような学校を探し始めました。そう言えば、パートナーがMBA受験時代、聞けない、話せないと苦悩していましたが、私も全く同様で、英語で質問したら最後、答えは聞き取れない、後は何度も身振り手振りで確認するという状態でした。

 そんなわけで、宿題もたっぷり出してくれるという噂のジョージア工科大学(愛称:ジョージアテック)の語学学校(Language Institute at Georgia Institute of Technology)のインテンシブ・イングリッシュ・プログラムに通うことに決めました。ジョージア工科大学のESLCEA, UCIEP, AAIEPといった英語教育に関わる数々の認証を受けており、アメリカの大学または大学院に進学するために英語を勉強する学生が世界各地から集まります。

 レベルは、入学時のテストで100,200,300・・・・7007レベルに細かく分けられ、1クラスは10~20名程度、グラマー、リーディング、ライティング、リスニング/スピーキング、それぞれの授業が月曜日から金曜日まで1日約1時間開講されます。

 この語学学校通ってみて、プロフェッショナルな先生も勿論素晴らしいのですが、それよりも毎日英語をどんどんマスターしてくクラスメートと切磋琢磨するというのが何物にも変え難い刺激になり、励みになりました。20代前半から後半でアメリカでの進学を目標にしている若者、英語を改めて学びなおしたいという中年の方、自分の国で英語を教えて教師など、グループワークやプレゼンテーション等を通じて、相互理解を深めながら英語を学ぶことができます。



・学び方いろいろ選べます!ジョージアテックのスパウズコース

 と、ここまで読んで、ちょっとそこまでは時間がとれないな、という方もご安心ください。ジョージア工科大学には、留学生のパートナーのための教室、スパウズ・オブ・インターナショナル・GT・スチューデンツも用意されています。こちらのコースでは、インテンシブ・イングリッシュ・プログラムより通学頻度を少なく設定することもできます。さらには、留学生のパートナーという自分と近い境遇のクラスメートと一緒に勉強することができます。



・コンバセーション・パートナーから生の英語を学ぶ

 ジョージア工科大学でコンバセーション・パートナーという制度に登録する、またはエモリー大学の日本語クラスのボランティアに参加するなどのチャンスを生かせば、生の英語に触れたり、アメリカの文化・習慣について理解を深めたりする機会を得ることができます。

この仕組みはそれぞれの大学によって若干異なりますが、概ね自分の勉強している英語を大学で同じように勉強している人と英語で話す、または日本語を勉強する学生と日本語・英語で話すというもので、ミーティングをして、会話の中で英語を学ぶというもの。例えば、動物という切り口で話が弾んだ折、アメリカではリスがそこらじゅうにいて日本よりも距離が近いので、当初はしょっちゅう写真に撮っていた旨話したところ、アメリカ人のパートナーが、アメリカではリスが配線を噛み切ったりするので害獣と捉えられがちであることなどを話してくれました。身近な話題を切り口に、飾らないアメリカの日常生活が垣間見れるのもこの制度の醍醐味です。



今回もESLについて暑苦しく語ってまいりました。最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます。