米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年3月22日水曜日

アメリカに持参して良かったもの〜子育て家族編〜

Class of 2018Takuです。
3月も下旬に入り、当校を含めアメリカのビジネススクールでは続々と合格発表が行われているかと思います。合格を勝ち取った皆様、本当におめでとうございます!長い受験生活で心身ともにお疲れかと思いますので、入学までの間少し自分にご褒美を与えるなどしてリフレッシュしてくださいね。
また、ウェイトリスト対策等に引き続き力を注いでいる方もいらっしゃると思います。受験生活を納得のできる形で締められるよう、是非最後まで頑張ってください!
当校に関して質問などがございましたら、遠慮なく日本人会メーリングリストまでご連絡いただければと思います。

さて、本日は「アメリカに持参して良かったもの〜子育て家族編〜」と題してブログを執筆したいと思います。
合格が決まると、いよいよ渡米準備を始めることになります。このブログをご覧になっている方の中にも、もうそろそろ準備しなきゃと考えている方も多いのではないでしょうか?
私の場合、妻子連れ渡米かつ初めての海外生活ということで、留学前には(主に妻が)色々な情報をリサーチしていました。その中で日本からの持参物を確認していったわけですが、今振り返ってみて持ってきて良かったものを少しご紹介したいと思います。特にお子様連れでの渡米を検討されている方にとって渡米準備の一助となれば幸いです。

Slingbox
せっかく子供が教育テレビに慣れ親しんできた頃なのに、これから2年間も見れなくなるのは(親的にも)辛い・・・。そんなあなたに朗報です。このSlingboxを使えば、Web回線さえあればどこでも日本のテレビが見れるようになります。仕組みとしては、日本でレコーダー(ブルーレイ等)にSlingboxを接続しておき、そこで受信した番組をスマホやタブレットで視聴するというものです。遠隔でレコーダーを操作するので録画もOKです。我が家では日本の実家にSlingboxを置かせてもらい、そこから飛ばす電波をアメリカのiPadで受信し、さらにそれをApple TVでテレビに映すことで、日本のテレビ番組を視聴することができています。
「せっかくアメリカに来たのに日本の教育テレビなんて・・・」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、特に渡米してアメリカ生活に慣れる頃までは教育テレビに本当に助けられました。やはり子供にとっては見慣れた番組の方が安心感があるようです。(余談ですが、渡米後約8ヶ月がたった現在、我が子は教育テレビに加えてディズニー映画にどハマりしています。脳内では良いバランスで日本とアメリカが融合しているようです)月額料金などはありません。設置方法など詳しくはWebサイトをご確認ください。(http://www.slingbox.jp/product/slingplayer.html

・絵本
ニューヨークなどの大都市には紀伊国屋書店など日本の書籍を扱うお店が存在しますが、アトランタで日本語の本を購入することはほぼ不可能です。Amazon.co.jpで海外発送するという方法もありますが、配送料を考えるとあまり頻繁には利用できないと思います。よって、特にお子さんの本などについては渡米前に買い込んでくることをお勧めします。

・おもちゃ
日本で使い慣れたおもちゃを持ってくるのがベストだと思いますが、アメリカのおもちゃも質は高いです。Emory近辺のお店(Targetなど)でもたくさん売っています。レゴブロックはアメリカの方が安価なような気がしますが、男の子大好きトミカ・プラレールはお目にかかれません。もちろんアンパンマンもいません。ただしトーマスのおもちゃやシルバニアファミリーシリーズはよく見かけます。

・オムツ関係
心の平静のため、最初のうちは使い慣れたものを使った方が良いです。よって、日本からある程度の量を持参すべきと思います。アメリカで購入することになった場合、日米で扱っているオムツの種類に違いがありますので、渡米前に一度ご確認ください。ちなみに我が家では現在ハギーズとパンパースにお世話になっています。
一方でお尻拭きに関しては日本と同レベルのものを購入できますが、時折妙な香料が付いていたりするので購入時は注意が必要です。我が家は現在アメリカで購入したものに使用していますが、特段問題は生じていません。

・お風呂グッズ
住居にもよりますが、ユニットバス型の家がほとんどですので、可動式のシャワーヘッドは必須です(アメリカで購入可能)。また手桶は近くの量販店でもIKEAでも見かけませんので、日本から持参することを強くお勧めします。(ちなみに最寄りの無印良品はニューヨーク店です)。お風呂用おもちゃはアメリカの方が種類が多く、楽しそうなものが多い印象です。

・食事グッズ
乳児用の冷凍用の離乳食小分けパック、矯正箸はアメリカでは購入が難しいので、必要であれば持参しましょう。ただしアメリカでは離乳食は手作りよりも既製品を購入するのが一般的なようです。また、お子さんをプレスクールやデイケアに預ける場合、学校によってはお弁当の持参を求められます。アメリカのお弁当グッズはお世辞にも使い勝手が良いとは言えず、種類も少ないので、日本で準備してくる方が良いと思います。

・風邪薬
アメリカの市販薬は良く効くと言われていますが、やはり日本で使い慣れたものがあった方が安心できると思います。特に掛かりつけのお医者さんがいる場合などは事前に良く相談して多めに処方してもらうことも手なのではないでしょうか。生活に慣れるまでは風邪もひきやすく、かつ病院にも行きにくいと思いますので、ここは結構重要なポイントです。その他、熱さまシート・スポーツドリンク粉末・座薬・子供用イチジク浣腸等はアメリカではほぼ購入できないと思っていた方が良いです。
また、アメリカでは温度単位として華氏(F)が用いられることから、風邪を引いた際の検温用として日本での体温計(摂氏(C)表示)を持参されることをお勧めします。

・体重計
アメリカでは重量の単位としてg/kgではなくlb(ポンド)が用いられます。よって、お子さんの体重管理をされたい方は日本からkg表示の体重計を持参されることをお勧めします。



以上、思いつく限りで日本から是非持ってきた方が良いものをリストアップしてみました。インターネットで検索すると過去の留学経験者(学校・学部問わず)の経験談がたくさん出てきますので、ご自身の家族構成と照らし合わせながらご覧いただくと良いと思います。個別に準備面で不安な点などがございましたらいつでもご連絡ください。

Taku