米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年4月5日水曜日

アトランタでの生活について


こんにちは、 Class of 2017naoです。早いもので卒業まで残り1か月です。この1年で感じた日本との違いについて、個人的な印象をご紹介したいと思います。

 

1.洗濯

アメリカでは洗濯機で洗った後、乾燥機で乾かすのが一般的です。日本のように外に洗濯物を干すのはマナー違反のため、夏の暑い時期にも乾燥機にかけるか、部屋干しすることになります。太陽で乾かした洗濯物の肌触りが恋しくなりますが、我慢してください。

 

2.挨拶

アメリカ人のすごいところは、名前を覚えてくれるところです。久ぶりに会った人でも、必ずファーストネームで呼びかけてくれます。こちらが名前を思い出せなくて申し訳なく思うこともよくあります。あと、子供が一緒にいると、知らない人からも話かけられます。近所のスーパーで年配の男性から、娘のことをかわいいと褒めてもらった時に、「彼女の人生で一番かわいい時期だ」と断言されたことがあります。

 

3.アルコール

ワイン、ウイスキーの種類は日本よりも豊富で、手に入りやすいです。特にビールはローカルの醸造所が多くあり、種類も豊富でフルーツと一緒に醸したものやチョコレートフレーバーのビールなどバラエティに富んでいます。ビール醸造キットをネットで購入して、自分でビールを作ることもできます。日本ではできない体験なので、是非、チャレンジしてみてください。日本酒は大体どこのスーパーでも購入できます。特に獺祭は日本で購入するよりも簡単に手に入ります。何故か焼酎はあまり見かけません。

 

4.歯ブラシ

アメリカの歯ブラシは巨大で、日本人には向いていないかも。電動歯ブラシを

使うか、普通の歯ブラシは日本から持参、送ってもらっている人が多いようです。

 

5.道路

基本的に高速道路は無料です。そのため、パーキングエリアやサービスエリアがなく、トイレに行きたい時には高速道路を下りて、ガソリンスタンドやファーストフードのお店でトイレをかります。また、一般道では特に標識で制限されていない場合、信号が赤でも左折可能です。アトランタは道が悪く、穴が開いていることも多いので、運転する際には注意してください。日本では直進の信号が赤になってから右折の矢印がでますが、アメリカは逆で、左折(日本の右折に該当)が先(あるいは同時)、その後、直進できるようになります。日本と同じ感覚で運転し、交差点の真ん中で立ち往生したことも懐かしい思い出です。

 

6.スクールバス

スクールバスが止まると、反対車線の車も停車しないといけません。そのため、学校の近くでは渋滞が起こりやすいです。このルールはとても厳格で、現行犯の他にもスクールバスに設置されたカメラを基に交通違反の切符が郵送されてきた人もいます。黄色いバスが走っている時には、十分に注意してください。

 

7.子供

アメリカでは子供がとても大事にされます。子供がいると飛行機の手荷物検査を早くしてもらえたり、席を譲ってもらえたりと日本とのギャップに驚きます。また、子供は自由に育てるようなので、行儀が悪くても大体は許容されるため、日本でのしつけとのギャップに親も子供も混乱することもあります。子供同士で遊ぶ場合でも、基本的に大人が一緒にいる必要があるため、その点は少し大変です。

 

8.国歌

アメリカの小学校では、始業時に必ずアメリカ国歌が流れます。国歌が流れると歩いていても座っていても起立して、右手を胸に当てないといけません。卒業式で国歌斉唱を反対する教師がいる日本とは大違いです。ちなみに娘が最初に覚えた英語の歌は、アメリカ国歌です。

 

9.授業を受ける態度

Professorの目の前でご飯を食べている生徒もいますし、足を机にあげたまま、質問をする生徒もいます。最初は大丈夫なのかと心配しましたが、こちらでは普通のようです。むしろ、黙って聞いているだけの生徒のほうが問題のようです。

 

10.シャツ

アメリカのシャツは、袖と丈が長いため、日本人の体形にあった長袖シャツを探すのには苦労します。ブカブカのシャツを着ている日本人を見かけたら、その人は長年アメリカに住んでいる可能性が高いです。

 

以上、アメリカに住んで感じた日本との違いについて書きました。アトランタで新しい生活を始められる際の参考になれば幸いです。また、文化の違いに戸惑うことも多いと思いますが、それを楽しみながら、生活していただければと思います。