米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年5月14日日曜日

IMPACT360 Marketing Strategy

こんにちは。Class of 2018Jun です。
今回は春学期に受講したIMPACT360 Marketing Strategyについて書きたいと思います。
ここでは授業概要および感じたことについて少しご紹介します。

<参考リンク> Goizueta IMPACT


Marketing Strategyについて
私が受講したMarketing StrategyはこれまでのGMSCGoizueta Marketing Strategy Consultancy)に代わるクラスであり、16週間にかけてクライアントから依頼されたProblem Statementをもとにコンサルティングを行います。 クライアントは多種多様であり、私のチームのクライアントはGEでした。プロジェクト構成は大きく3つに分かれていて、現状把握、サーベイ開発、提案書作成になります。では市場分析や会社分析など現在どのような市場に置かれているのか、会社はどのような状態に直面しているのか、またどんな問題を抱えていて何を解決したいのかをクライアントへのヒアリングおよび市場や業界レポートなどをもとに分析を行います。次にではで把握した問題に対してお客様の声を聞くべくオンラインサーベイや電話インタビュー等を行います。最後にではで抽出したデータを分析し、どのようにすれば問題を解決できるか提案書を作り上げ、最終的にはクライアントプレゼンを持って終了となります。

リアルな体験
授業だといえども非常にリアルなコンサルティング経験をすることができます。プロジェクトには予算が与えられ、6名のメンバーにはリーダー、クライアント対応、財務などの役割があり、整った体制でプロジェクトに挑みます。また私のチームは毎日のようにミーティングを設定し、その時間を使ってクライアントとの電話会議、教授との1 on 1ミーティング、チームディスカッションなど本当に仕事をしているかのような濃い16週間を過ごしました。

失敗してもいい環境
リアルな体験ができる一方で学校側からサポート体制もきちんと整っているので失敗を恐れずにプロジェクトに挑むことができました。まず担当教授とは週1回(チームとして)1 on 1ミーティングを行います。チームがディスカッションしたい内容を予め知らせた上で、教授からアドバイス等を受けます。今年の教授はGBSの卒業生である上にコンサルティング出身のため非常に実践的な指摘や提案をもらうことができました。また各チームに前年に同じ授業を受講したチームガイドが付いていて、時間が許す限りチームミーティングに参加してくれました。チームガイド自身の経験をもとに学生目線で有益なアドバイスをたくさんいただきました。そのほか卒業生とのセッションも幾つか設けられ、生のビジネスパーソンから鋭い指摘を受けてより磨きのかかった提案に導いてくれました。


以上、簡単になりますがIMPACT360について少しでも理解が深めていただけましたら幸いです。