米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年5月24日水曜日

Global Macroeconomic Perspectivesについて

皆さま、こんにちは。Class of 2018ICHIです。
1年生の春学期が終了しGBSは夏休みに入りました。今回は春学期に受講したGlobal Macroeconomic Perspectivesという選択科目について少しご紹介したいと思います。

この授業はGBSでも人気の高い授業の一つで、Professor Jeffrey Rosensweig(愛称Dr. J)が教鞭をとっています。教授はFederal Reserve Bankのシニアエコノミストとして活躍した後、約30年間GBSの教壇に立っています。またGBSの他にもMITYaleなどでも教鞭をとった経験があり、教授の幅広い知識や高いユーモアのセンスが学生達を惹きつけます。
授業では雇用、貿易、GDP/GNP、為替などの経済指標に関する理解を通して、北米、ヨーロッパの先進諸国や日中韓印を中心としたアジア各国、アフリカや南米などの途上国の経済情勢を読み解きます。特に米国に関しては半世紀ほど過去に遡って学ぶため、過去から現在までの政治経済の状況を時系列で整理する機会になります。

また学期の後半では様々な分野で活躍するゲストスピーカーの講義があります。普段の授業で取り扱う学問的な枠組を超えて、グローバルに活躍するリーダーの方々が時代の変化をどのように捉えて意思決定をしてきたのかを伺うことができました。示唆に富んだ講義は自分の価値観や倫理観を振り返る機会になります。
今回のゲストスピーカーはCNNのExecutive Vice PresidentMaddox氏やCoca-ColaのCEOのNevile氏など教授の人脈を生かしたゲストスピーカーの他にも、Tufts UniversityFletcher SchoolDeanであるStarvidis氏などGBSの人脈を生かしたゲストスピーカーも来校されて、受講生だけでなくGBSの他の教授陣も聴講する注目度の高い講義だったと思います。

今年はキャンパスビジットされた方々が参加できる授業の一つになっていたので、来年ももし可能でしたらキャンパスビジットの際に聴講されてみてはいかがでしょうか。