米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年7月10日月曜日

Electiveの履修登録

Class of 2018CYです。

今回はElectiveの履修登録についてご紹介します。
GBSでは1年目の春学期から2年目春学期までの計3セメスターでelectiveが履修できます。

1セメスターにつき最大7科目まで履修できますが、基本的には科目数や時間割の組み方は個人の自由です。
(当然、卒業までには必要な単位数を取らないといけないですが)

大体は希望の科目を組み合わせた結果、自然と時間割が決まっていくのですが、
学校外での活動にもまとまった時間が欲しいという人にとっては
午前や午後に授業をまとめたり、週1回のイブニングクラスを組み合わせたりして
効率よく隙間時間を作らないスケジュールにすることもできます。

履修登録は決められた期間にオンライン上で行います。
どの授業も登録可能な人数の上限があり、基本的に早い者勝ち(登録の早い順に席が埋まる)のため
実質、初日の登録開始後1時間程度で大体の履修可否が決まってしまいます。

登録時も最初の20分間は2科目まで、次の20分間でさらに3科目というように、
一度に好きなだけ登録できない仕組みになっていますが、
その分、科目の人気度・人数枠と自分の志望度を勘案して科目の登録順序を考えたり、
希望の科目が取れなかった時のバックアップ案を考えるなど、事前に戦略を練っておくことが重要です。

当日は学校のコンピュータールームや共有スペースに集まって登録する学生が多く、
開始時間の30秒前からクリック音が響きわたり、なんとも言えない緊張感が漂います。

このように書くと、希望する科目が全然取れないんじゃないか、というような不安を煽ってしまうかと思いますが、
チャンスはこの1回限りではありません。
登録から漏れてしまったけどどうしても取りたいという科目がある場合は、Waitlistに登録し欠員がでるのを待ちます。

各セメスターが始まって最初の1週間程度は登録した授業をdropできるようになっています。
なので興味がある科目はとりあえず登録してみて、初回授業の内容や他の科目とのバランスを見てから
一部をdropする学生も多いようなので、このタイミングで欠員が出るということが結構あります。

イブニングの授業の場合、イブニングMBAの学生にも一定の枠を確保するため、
敢えてフルタイムの学生の枠を少なめに設定し、後から枠を増やしてWaitlistから繰り上げるというケースもあります。

また、違う時間帯で同じ授業が追加されるというケースもあります。
例年秋学期に開催されるマーケティングの看板授業のProduct and Brand Management今年も非常に人気があり
登録できなかった人が相当数いたようで、急遽イブニングのクラスが追加されることになりました。

もちろん管理会計などの定番科目は最初から複数の時間帯で開催していますし、
超人気科目や逆に人数枠の少ないニッチ科目ばかりを狙うということでなければ
取りたい科目は大体取れるんじゃないかなと思います。