引き続きTOMです。
日本は寒い日が続いていますでしょうか?
TOEFL、GMATも山場を迎え(もうクリアしてる方ごめんなさい)、受験をご検討いただいている皆さんとって体調管理の重要な季節になってしました。風邪など引かないように是非がんばってください。
なんてことを書いておきながら何なんですが、実は先日、初めてアメリカの病院&保険を利用しました。国が変われば、病院や保険もこうもかわるものなんですね。ということで今回はアトランタの病院と保険についてです。
ゴイスエタにはご家族でこられる方も多いんですが、やはり皆さん心配されるのは、治安、食事、医療といったところでしょうか?
アトランタは治安が悪いと思う方もいらっしゃるかと思います。もちろん海外生活ですので気をつけるに越したことはありませんが、自分たちの生活圏で不安を感じたことはありません。食事についてもにアトランタは日本食もアメリカの中でもかなり手に入りやすいほうですし(魚以外、是非前の投稿を見てください!)、韓国、中国含めたアジア系なら山ほどあります。ただよくわからないのが医療。今回は日本との違いや注意点、利用方法などをご紹介します。
皆さんご存知の通り、オバマ大統領により保険制度改革法案が成立し国民皆保険が一応実現しています。一応とつけたのは、これが基本的に民間の保険を基本とした制度だからです。日本のような全国どこでも利用可能な健保、国保ではなくあくまで商業ベースの医療保険を基本とした保険制度です。では何が違うかというと、加入している保険によって使える病院が違うんです。つまりあなたの保険では隣のお医者さんが使えないという事態が起こるんです。
使える病院にいけばいいじゃん!その通りです。学校経由で入る保険(Aetna)でエモリー付属で全米でも上位にランクされるエモリーホスピタルやクリニックも利用できますし、何の問題もありません。。。といいたいところ何ですが、実は難しい医療用語や痛みの感覚を英語で伝えるのってかなり大変です。シクシク痛いとかチクチク痛いとかなかなか英語が出てきません。ましてや家族の方はもっと大変じゃないでしょうか。
アトランタには日本人医師が開業している病院もいくつかあり、もちろん予約から診察まですべて日本語OKです。こういった病院であれば、奥様やお子様も安心して受診できるのではないでしょうか。ただ病院の合う合わないももちろんありますので、アトランタ渡航時の旅行保険を長めに掛けておき、その期間の間に受診し、自分に合う病院があればその病院に対応している保険に入るといった方法もあります。
もう一点日本と違うところといえば、主治医がいれば祝日や休日でも薬の処方を受けられることです。主治医の先生に連絡がつけば、すぐに近くの調剤薬局に電話で処方の指示を出してもらえ、薬を受け取ることができますし、保険も利きます。どの薬を飲むべきか悩む必要もなくかなり便利なシステムです。アメリカの合理主義に感謝です。
一見日本より複雑な制度ですが、うまく使えばよりよい医療を受けることもできます。よく考えて正しく使いましょう!
まぁ健康第一ですけどね。
Class of 2013 TOM
*保険内容および医療内容については各保険会社、医療機関にご確認ください。