米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2012年8月5日日曜日

PreMBAを終えて2 



はじめまして、Class of 2014のTakです。先週のKen2に続き、今週はPreMBAの中で個人的に印象に残った事柄をいくつか紹介させていただきます。



その一 Class Participation: PreMBAでは、アメリカ人とアジア人の授業スタイル、カルチャーの違いについても教わりました。MBAの成績評価は授業貢献度が大きなウェイトを占め、クラスでいかに多く発言できるかが重要です。そんなことは渡米前から百も承知だったのですが、Nativeの挙手スピードは尋常ではありません。一瞬でも迷ったら、もう発言チャンスを失ってしまいます。PreMBAでは、考える前に手を挙げろ、教授に当てられてから発言を考えるように徹底的に訓練されました。もちろん意味のない発言ばかりしていてはマイナスですが、貴重な発言チャンスを逃すことはもっとマイナスということです。アメリカ人のビジネススタイルについても少し理解できた気がします。PreMBAのおかげで私も失敗を恐れず反射的に挙手できるようになりました。



そのニ 本プログラムの紹介: PreMBAでは、本プログラムから毎週1名教授をゲストスピーカーとして招き、ケーススタディを用いた授業を行いました。ケーススタディの予習の仕方やコールドコールへの対応等、慣れないことばかりで苦労しましたが、各教授の授業運営の巧さには感動させられました。さながら某白熱教室のような感じです。授業の内容については本プログラム開始後改めて紹介させて頂きます。



その三 ソーシャルイベントの豊富さ: 以前のブログでも紹介がありましたが、PreMBA期間中から様々なイベントが催されました。学校が主催したものだけでもMLB観戦、World of Coca Cola, CNN 見学、ホームパーティー、オリンピックTV観戦があり、学生もホームパーティーやBBQ、テニス観戦、そして勉強会等、様々な機会を設けて親睦を深めています。正直なところ決して楽なPreMBAではありませんでしたが、チームワークを重視する学校だけあり、学校も生徒も積極的にネットワーク作りに取り組んでいます。



上記のような体験は他校のサマースクールでも当然得られるものだと思いますが、スモールスクールかつ留学生比率の高いEmoryでは、我々留学生に対する学校側の期待も(たぶん)高く、留学生がNativeと同様にクラス参加できるようにプログラムがよく練られていると感じています。この点は当校の特徴のひとつかもしれません。間もなく本プログラムがスタートしますが、今から楽しみで眠れません。来週もコーラ飲んで頑張ります! 



Tak



写真はアトランタの観光名所World of Coca ColaのPop Culture Galleryです。