Class of 2013のタツです。
1年目が終わり、夏休みが終わり、私のMBA生活は2年目を迎えました。さてさて、「夏休みだって立派なMBA!」ということで、今回は私の夏休みについて書きたいと思います。
実は、MBAの夏休みはまるまる3ヶ月あります。私費学生は就職活動としてのインターンを行いますが、社費学生にはそれがありません。そこで私は、アメリカ国内旅行、日本への里帰りを経て、7~8月はGoizuetaのプログラムを利用して、ドイツ、チェコ、オーストリアへ夏季交換留学に行ってきました。
ドイツ&チェコ(HHL Leipzig Graduate School of Management)では2週間をかけて、拡大EUビジネス論 (Doing Business in the Enlarged European Union)を受講しました。
オーストリア(Vienna University of Economics and Business)では、3週間をかけて次の3科目を受講しました。
• 国際HRM (International Human Resource Management)
• 国際マーケティング (International Marketing)
• 国際ファイナンス (International Financial Management)
両プログラムでは、アメリカやインド、中国のほか、イギリスやアイスランド、ナイジェリア、オランダ、ロシア、トルコなど世界各国のビジネススクールから学生が集まりました。参加者は1年制のFull-time MBAかPart-time(仕事をしながらの夜間/週末通学)の学生が多かったと思いますが、彼らとのディスカッションはもちろんのこと、ドイツ銀行の現役エコノミストによるユーロ論や、東西ドイツ統合時の事例をベースとした企業民営化論などは大変興味深く、PorscheやSkodaなどの工場見学も素晴らしい実地研修になりました。欧州短期留学を通じてヨーロッパビジネスへの見識を深められたことは、大変貴重な体験だったと思います。
��HHL Leipzig Graduate School of Managementにて)
それらと同時に、Goizuetaがいかに素晴らしい環境を学生に提供してくれているかということにも気付かされました。
まず、Goiuzetaの夏季留学制度は素晴らしいです。宿泊費や食費は自己負担ですが、授業料は一切かかりません。留学先はドイツ、イスラエル、ブラジル、アルゼンチン、中国、シンガポールなど世界各国から選択可能で、スケジュールの許す限り何校でも選べます。小規模ビジネススクールでありながら、このように国際学習の機会を豊富に揃えている点に、GoizuetaのInternational Businessに対する本気度を感じました(ちなみに、Class of 2014のInternational比率は37%とのことです)。
また、オーストリアでは偶然、Goizuetaの教授であるMichael Sacks氏が外部客員教授としてInternational Human Resource Managementを担当してたのですが、彼の評価は非常に高く、オランダ人学生は「他の教授がUndergraduate(学部)レベルに見えてしまうほど、素晴らしい教授だった」と褒めてくれました。Michael教授に限らず、Goizuetaの教授が夏休み期間中に米国外の学校から招かれるということはよくあることなのだそうです。こうした世界レベルの教授の授業を少人数クラスで受けられるというのもGoizuetaの素晴らしいところですね。
��組織行動学のMichael Sacks教授)
Goizueta夏季留学制度のおかげで、個人的には攻守バランスのとれた夏休みが過ごせたと思います。ぜひMBA受験生のみなさまも、夏休みの学習計画をイメージしながら学校を選んでもらえればと思います。
なお、今日は、秋学期開始の前哨戦イベントとして、アトランタの地元ボランティアに参加してきました。ながーい夏休みを終えての、同級生との再会はまた喜ばしいですね。
さあて、気を引き締めなおして2年目のMBA開始です!
えっさ、ほいさ!
タツ
Class of 2013