こんにちは!Class of 2015のヤッシーです。3月に入りましたが、まだまだ寒い日も多く、暖かい春が待ち遠しいですね。しかし、そんな中、私は夏真っ盛りの南米(アルゼンチン、チリ)に行ってきました!
これは当校のMSM(Mid Semester Module)という、2月後半~3月前半まで実施されるプログラムによるものです。MSMは「海外研修」と「米国内集中講義」の2種類のどちらかを選択できる必修科目です。私はせっかくの機会なので、全く足を踏み入れたことのない南米での海外研修を選んでみました。ちなみに、今年の他の海外研修地としては、中米、シンガポール、インド等がありました。
研修内容としては、企業を実際に訪問し、内部を案内してもらったり、その地域独特のマネジメントについて話を聞いた上で質問、意見交換等をしたりすることが中心です。今回は計8社を回り、そのバリエーションも、ローファーム、製造業、大使館、ベンチャーといったものがあり、質・量とも非常に充実したものでした。
個人的には、工場見学が最高でした。日本でもプラントで勤務していた期間が大半である私は、安全最優先の意識と、それを中心としたマネジメントが染み付いているのですが、今回、現場をじっくりと見学した上で、地域特性に基づいて作り上げた安全文化や、それによってなされる経営について、経営者の方と話す機会が持てたことに感激しました。これまで、自分の技術者としてのバックグラウンドは、学校の授業とは直接的な接点はほぼなかったのですが、今回のMSMを通して、他国の異なる文化におけるビジネスと、自分のバックグラウンドをつなげることができた!と感じました。
…とまあ、まじめな話はここまでにして、、、観光もしっかりしてきました!何せ日本からだとなかなか行けない南米です。しっかり楽しまないと!
アルゼンチンでタンゴショーに行ったり。。。
チリではワイナリー見学をしたり。。。一面のブドウ畑では最高の解放感を味わえました。
また、ドキドキした体験も。通りを歩いていると、おじさんが「マネー、チェンジ、マネー」と言いながら近寄ってきます。怪しさ満載。ちょっと怖いです。来る直前にネットで調べた、「あまり治安のよくない場所もある」との情報が頭をよぎります。。。
実はこれ、アルゼンチンペソとUSドルをいくらか割高のレートで交換している、いわゆる「ブラックマーケット」のようです。ブラックマーケットというと、私的には秘密の地下集団!みたいなイメージでしたが、通りのそこら中にいます。理由としては、アルゼンチンペソが不安定なことから、地元の人もUSドルを欲しがっているためだそうで、きちんと(?)両替しているようです。(※中には、本当に大丈夫かな、って感じの人もいましたが。。。)
こういう生の体験を通じて、地域社会の実情を感じることができたのも、MSM の醍醐味かな、と思います。
ヤッシー