米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2015年6月18日木曜日

1年目の振り返り

TEです。

さて、渡米してちょうど1年が過ぎました。大学の年間予定と共に、自分の1年目を簡単に振り返りたいと思います。


なお、個人の能力や家庭環境、どのイベントを選択するかによって、スケジュールや感じ方も個人個人で大きく異なるであろうことを予めご了承下さい。


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6月下旬: 渡米・セットアップ


7月:   PMEL
セットアップを進めつつ月-木で1日約4時間の授業を受ける。この時期はまだ余裕だが、その後のブロック2が終わる10月末までほぼ息継ぎなしの日々が続く。


8月前半: Twin Lakes合宿、各種オリエンテーション
23日の合宿ではスタディグループやセクションと共に様々な肉体的なチャレンジを通じてチームビルディングを行う。日々新しい出会いがあり、MBAにきた実感大。


8月: 本コーススタート
必修5科目がそれぞれ週に90分×2コマ開講され、123個の授業がある。時間割はセクションによって異なるが、私は月・水・金は早朝8:00からクラスだった。チームもまだぎこちなく、しかも英語というハンデを抱えつつなので大変な時期。平行して夜はソーシャルイベントも活発化し始めるので、酒の力を借りて乗り切る。


9月前半: 初めてのテスト
コース開始たった1ヶ月で中間テスト。基本的には授業の復習であるが、授業がものすごいスピードで進むので、チームや日本人同級生に助けてもらいながら何とか乗り切る。


9月後半: つかの間の休息…そしてブロック2
MBA就活イベントのため、社費生には渡米以来ようやく数日間の休みがある。その後、科目数が増加し最もハードと言われるブロック2が開始。平日だけでなく土日も予習やテスト勉強に追われるようになる。


10月前半: 終わりなきグループ課題
グループ課題が増加し、より時間捻出が難しくなる。MBA受験時代ばりの生活に逆戻り。アメリカ学生の就活も忙しくなり、皆に疲労の表情が…。


10月後半: 約2週間の休暇(よっしゃー!)


11月: ブロック3開始
必修が4科目に減少。授業やチームワークにも慣れてだいぶ余裕がでる。金曜も基本的に休みになり、ようやくプライベートな時間が作れるようになる。春学期の履修登録会がある。


12月: 秋学期終了と冬休み
12月中旬から約1ヶ月の冬休み


1月: 春学期がスタート
GMSCブートキャンプのため他の学生より数日早く春学期がスタート。選択科目は自分の興味を中心に履修した。また今期からイブニングクラス(18:30-21:00)も週2コマ入れる。このあたりから社費生のMBA生活は個々で大きく異なり始める。


2月: チームワーク
GMSC、トレック準備などチームで活動する事が増え、仲間から様々な刺激を受ける。企業訪問や外部講演なども増えるので、実ビジネスの面白みも出てくる。アプリカントの方々と会う。


3月: MSMと春休み
2月末から約2週間のジャパントレックに参加。これは機会があればまたご紹介したいですが、間違いなく人生で最高の体験の1つになった。アトランタに残って授業を受ける選択肢もある。その後、約1週間の春休み。


4月: 春学期のピーク
各選択科目も佳境に入り時間的拘束が一気に増える。土日どちらかにもミーティングが入るようになった(GMSCのみ)。チーム内やクライアントとの軋轢も生じてくる中、どうチームに貢献するか悩む。


5月: 最終プレゼンと夏休み
スーツを着込んで緊張の最終プレゼン。その後夏休みスタートそして現在に至る。

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以上、ここに記述したのはあくまでも学校内生活を中心としたものとなりますが、それ以外にも家族との時間、ソーシャル活動、クラブ活動など、時間がいくらあっても足りないくらいでした。


また、セットアップや、日々の小さなトラブルからアメリカ社会の洗練を受けることも多く、そういった意味では授業外の時間で得た経験もからも、授業相当の学びが得られたと思います。


TE