米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年6月1日木曜日

IMPACT360 Showcase

Class of 2018CYです。
今回はIMPACT360のハイライトであるImpact showcaseについてご紹介したいと思います。

IMPACT360はいわゆるコンサルティングプロジェクト型の授業のことで、
クライアントから提示された問題について春学期の約4ヶ月をかけて提案を作り上げ、
クライアントへのプレゼンテーションを以ってプロジェクトのファイナルとなります。
一方でIMPACT showcaseは学校全体で行われるIMPACT360のクロージングイベントでクライアントだけでなく
学校関係者とAlumniを含む200人以上のbusiness executiveに対しプレゼンテーションを行います。

私はStrategic Valuationクラスを選択し、Mogeanというテクノロジー系のスタートアップに対するプロジェクトにアサインされました。Valuationクラスは10チームほどあるため、Showcaseに参加できるのはクライアントミーティングにて選抜された3チームのみなのですが、幸い私のチームがその1つに選ばれました。

Showcaseでは、各チームにつき30分のプレゼンテーションと30分の質疑応答の持ち時間が与えられます。
聴講者からどのような質問が来そうか事前にある程度想定していたのですが、Goizuetaの教授陣や各業界の第一線で活躍しているAlumniからは想定外のコメントや質問を多く受け、それにより新たな気づきも多く得られて(一時は冷や汗ものでしたが、、)大変有意義な時間となりました。特に私たちのプロジェクトは立ち上げてまだ数年の新ビジネスということで現時点でのプロダクトやビジネスモデルそのものへの厳しい指摘も多く、クライアントにとっても有益な場であったのではないかと思います。

全チームの発表後、聴講者によりプロジェクト別のトップおよび全チームのトップが選ばれ、表彰式にてDeanから賞状とトロフィーを授与されます。
私のチームは残念ながら入賞できませんでしたが、Valuationクラスの代表としてShowcaseに参加できたことだけでも大変光栄でしたし、どのチームも時間をかけて苦労して提案をまとめてきたことを知っているので他チームの入賞も自分のことのように嬉しかったです。


プレゼンテーション以外にも、メルセデスベンツUSACEOであるDietmar Exler氏がゲストスピーカーとして招かれ自動運転化に関する貴重な話を伺ったり、Showcase出席者全員によるネットワーキングの場が設けられるなど盛況なイベントとなりました。