米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2017年10月30日月曜日

総合大学としての魅力について

受験生の皆さん、こんにちは。Class of 2018のICHIです。
今回はEmory の総合大学としての魅力について個人的な経験をもとにお伝えしたいと思います。

Emory UniversityGoizueta Business Schoolの他にもLaw School Medical SchoolSchool of Public Healthなどを併設する総合大学です。
私は今年の夏にBusiness SchoolEntrepreneurshipを担当する教授が旗振り役を務めるHealth Technology Development Workshopに参加して、Law School Medical School、そして同じアトランタにあるジョージア工科大学の学生たちと一緒に南アフリカ共和国のヨハネスブルグで学ぶ機会を得ました。そしてアトランタに戻った秋学期の現在も引き続き携わっています。

この プロジェクトでは、エチオピアやケニアなどアフリカ諸国の公的研究機関などにおいてHIVに代表される疫病の対策を進めている研究者の方々が、彼らのもつ医療技術の今後の発展に関して各国政府や投資家から支援を得られるように、EmoryBusiness SchoolLaw School Medical Schoolの教授と学生が一緒になって各技術の法律やビジネス的な側面をサポートするものです。

現在、私はRift Valley Feverという疫病の研究チームに所属しています。アフリカや中東諸国でパンデミックを起こしている疫病なのですが、その社会的・経済的なインパクトや先行している技術との市場での差別化、研究技術の価値評価、特許取得などについて学んでいます。

今回のプロジェクトを通じて初めてLaw SchoolMedical Schoolの学生と一緒に学ぶ機会を得たのですが、それぞれ専攻分野で多忙な中でもお互いを動機付け合いながらプロジェクトを進めていく姿勢やそれぞれの専門知識の高さ、また各分野に詳しい教授やアフリカの研究者とネットワークを広げながら課題解決の方法を探るフットワークの軽さなどに刺激を受けています。普段から笑いがたえない非常にフランクな雰囲気の中で、自分が学んできたフレームワークや調査手法などを自由に取捨選択してアウトプットにつなげることの面白さと、普段の授業とは違い自分と全く同じ内容を勉強してきた人が他にいない中でアウトプットすることの緊張感を楽しんでいます。

秘密保持契約があるため詳細にお伝えできないのが残念ですが、このような経験ができるのは総合大学ならではかもしれないと思い、今回ブログに寄稿させていただきました。受験生の皆さんが当校の理解を深める上で、少しでも役立つことができましたら幸いです。

また、1111日(土)午後10時(日本時間)から日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。寒さを感じる日が増えてきたかと思いますが、体調管理には気を付けて出願準備をがんばってください。

何かご質問がありましたら以下の宛先にご連絡ください。
goizueta_jp_studentgooglegroups.com
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