受験生の皆様の中には、年明けの出願に向けて追い込みをかけていらっしゃる方もいるかと思いますが、体調に気を付けつつ頑張ってください。
今回は私が秋セメスターで選択したnegotiationの授業について紹介させていただきます。
アメリカ社会では私が当初思っていた以上にnegotiationが必要とされます(言い換えると交渉の余地があるという風にもなりますが)。
例えば、私は洗濯機をレンタルしているのですが、先日水漏れが発生しました。修理の依頼をしたところ修理に来るまでに一週間かかるとのこと。。。
一週間後、修理にきてくれ、その後使用すると水漏れが悪化。。。
流石にこれは駄目だとリース会社に電話したところ「では再度一週間後に修理にいきます」との返答が。。。
流石にそれはたまったものではないので、今すぐ来るように依頼するもすでに修理担当は近辺におらず無理とのこと。
この後、担当者が上司と電話を代わり、押し問答をした末に三日後(土日は営業していないため)に修理に行き、今月のリース代を20ドルディスカウントするということで決着がつきました。
というようにこちらからしっかり要求を出さないと、思い通りにいかないことが多々あります。
話は戻りますが、皆さん仕事の上で交渉をする機会は数多くあるかと思います。
私も今までに交渉の機会は多くあったのですが、これといって体系的な知識がなく、場当たり的に対処していました。
Emoryではnegotiationのクラスがいくつかあるのですが、私はその中でも特に評価の高いErikaという先生の授業を選択しました。
ここではnegotiationで使用するためのフレームワークやnegotiationの種類やそれぞれの特徴などを学びます。
授業のスタイルとしては事前にそれぞれの立場のケース(例えばbuyerとsellerなど)が配られ、授業では基本ランダムで二人一組になりそれぞれの立場でケースの内容を元に交渉をすすめていき、交渉が終了したらWEBに結果を登録します。そして次回の授業で先生が交渉のポイントや相手がどのような立場であったかなどを説明するといった流れになります。
最初は語学力の面でかなり不安があったのですが、一対一だと基本的に相手もゆっくり話してくれますし、こちらも聞き返すことも容易なため思ったほど大変ではありませんでした。
私はこの授業で交渉前の事前準備の重要性とその準備の方法などを学ぶことが出来て非常にためになりました。
前回のブログでも書いたのですが、意外にこういったソフトスキル的なもののほうが今後のキャリアでも汎用性が高そうな気がします。
ソフトスキルの授業はふんわりしててテイクアウェイがよくわからなかったりすることも多いのですが、この授業は割としっかりと自分が何を学んだかを理解できたので満足度も高かったです(給与交渉など一部、文化的に馴染みのないトピックがありよくわからない部分もありましたが)。
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