米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2019年1月7日月曜日

Directed Study


あけましておめでとうございます、Class of 2019Kohです。

受験生の皆様におかれましては、エッセイの締め切りに追われ多忙な年末年始を過ごされている方も多いのではと思います。まだしばらく大変な時期が続くと思いますが、体調を崩すことなく最後の一踏ん張り頑張ってください!

今回は、GBSの魅力の1つであるDirected Studyについて紹介したいと思います。インタビュー対策を進める中で必ず用意をしないといけない、Why GBS?を考える参考情報として、ご覧頂ければと思います。(私は実際のインタビューにおいて、Why GBS?の答えの1つにこのDirected Studyがあることを理由にあげました。)

Directed Studyとは簡潔に言うと、教授の個別指導を受けながら行う自由研究です。教授のオッケーさえもらえれば、テーマや実施時期、アウトプットの形式をフレキシブルに設定できるので、授業でカバーされないけど興味のある分野がある、もしくは授業で得た知識を活用して深いリサーチをしたい、といった人に人気の選択授業です。(他の普通の選択授業と同様に、3単位がゲットできます。)

Directed Studyのおもな流れは以下の通りです。
・リサーチしたい内容について、提案書を作成
・指導を受けたい教授を見つけ、打診(自分で見つけられない場合は、Program Officeによるサポートもあります)
・教授のOKがもらえれば、履修登録
・3ヶ月~半年くらいをかけて調査・リサーチを実施

私は自身がガス会社からの派遣ということもあり、エネルギー業界に強いRaymond Hill教授の指導のもと、アメリカの天然ガス市場に関する調査を2018年の秋学期の途中から実施しているところです。(2019年春学期での完了予定)

まだ私自身のStudyは仕掛かり中ではありますが、Directed Studyのメリットは以下のような点ではないかと感じています。

・授業で扱わないテーマについて教授の個別指導のもと、(ある程度自由に)自分で調査内容・ゴールを決め、リサーチを行うことができる。
・受動的になりがちなグループプロジェクトと異なり、自身による調査や教授との11のミーティングがメインになるので、能動的に活動せざるを得ない環境に身をおくことができる。英語でのディスカッション能力も向上できる。
GBSが保有するデータベースを活用することもでき、調査・リサーチ能力の向上が期待できる。
・文献や記事などを読み英語でサマリーを書く、またその内容について教授と議論をするという経験から、自分の興味のある分野における英語表現を磨くことができる。

個人的には自分の興味のある特定分野の知識の深堀ができるので、指導を受けたい教授も合わせて見つかれば、大変魅力的な科目ではないかと思います。

今年は私以外にもマーケティングや新規ビジネスなどの分野でDirected Studyを履修するメンバーもおりますので、何か気になる点があれば、遠慮なくご質問など頂ければと思います。



出願やキャンパスビジットにあたり、ご不明な点がありましたら、以下にご連絡ください。
goizueta_jp_studentgooglegroups.com
上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。