米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2006年10月10日火曜日

NFL観戦

Goizuetaのキャンパスライフについては他の在校生がいろいろと書いてくれると思うので、今日はクラス以外の事について書いてみたいと思います。



アメリカではNFL, NBA, MLB, NHL(アメフト、バスケ、野球、アイスホッケー)が4大人気プロスポーツと言われていますが、アトランタにはこの4大スポーツ全てのホームチームがあり、それぞれのスタジアムはGoizuetaのキャンパス周辺から車で20~30分で行ける場所にあります。4大スポーツの中でも一番の人気を誇るのがNFL(アメフト)ですが、1シーズンにホームゲームが8試合しかなく、チケットを入手するのは困難です(大リーグはホームゲームが81試合あります)。



昨年私は大リーグ、バスケ、アイスホッケーを観戦に行きましたが、アメフトだけはチケットが取れず見に行くことができませんでした。今年は早いうちからチケットを買おうと準備していたので、念願かなってアトランタファルコンズ vs アリゾナカージナルス@ジョージアドームのチケットを買うことができました。







ジョージアドーム周辺は駐車場が少なくゲームの前後は渋滞がひどいと聞いたので、試合当日は普段ほとんど利用することのない地下鉄で会場に向かうことにしました。自宅の最寄駅に車を停めて電車に乗り込むと、ファルコンズのゲームに行くレプリカユニフォームを着たファンが大勢乗っており、ドームに着いた頃には車内は真っ赤。早速ドームに入って席を探し、スポーツ観戦の定番、ビールとホットドッグを食べていると、しばらくして60歳前後のアメリカ人夫妻が隣の席に来ました。挨拶をして話をしてみると、このご夫妻はシーズンチケットを買っており毎試合見に来ているがいつもハーフタイムで帰って残りはテレビで観戦するとのこと。そんなリタイア後の生活もいいかなと考えつつ試合開始を待ちます。



試合前にはチアリーダーのダンスのイベントがあり、その後選手の紹介。相手選手にはブーイング、ファルコンズの選手には大歓声が上がり、1:00PMに試合開始。7万人以上収容するジョージアドームはほぼ席が埋まり、歓声が反響して隣同士での会話も大変なほどでした。特に相手の3rdダウン(失敗すると攻撃権が移る可能性が高い)には集中力を乱すためのノイズ(声や口笛、手拍子)が強烈。



1stクォーターにファルコンズがフィールドゴールで先制しながら2ndクォーターにインターセプト・リターンタッチダウンを決められ、ファルコンズ2点のリードで後半へ。ハーフタイムにはかつてのファルコンズの名選手の永久欠番記念式典がありました。3rdクォーターにはファルコンズもインターセプト・リターンタッチダウンを決めてリードを広げ、4thクォーターにもパスでタッチダウンを決めてダメ押し。ファルコンズがタッチダウンを決まる度に、ドーム内に花火が上がって盛り上がりました。結局試合は32対10でファルコンズが快勝。帰りの地下鉄の中でも上機嫌のファンが騒いでいました。







忙しいMBAライフですが、時には自由時間にリラックスすることも重要です。またスポーツはクラスメイト(特にアメリカ人)と盛り上がることができる話題なので、クラスメイトとの交流にも役立ちます。アトランタはCNN、デルタ航空等の本社が立地するビジネス都市としての側面がある一方、4大スポーツを始めとしてエンターテイメントが豊富にあり、キャンパスライフ以外も充実させることができます。アトランタに立地していることは、Goizuetaの大きな魅力の一つだと思います。