米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2013年12月16日月曜日

Goizueta MBAはココがすごい!(選択科目編)

Class of 2014 のRockyです。
今回も引き続き、”授業”に関して簡単にご紹介したいと思います。

一年生の春学期からは、選択科目が中心になります。特定の分野を中心に受講する人もいれば幅広に様々な分野の授業を取る人もいます。一年生の間から将来のキャリアに合わせて授業を組み立てられるところが、魅力の1つです。履修登録に関しては、MATが書いてくれてます。
http://goizueta-japan.blogspot.com/2013/11/mat-1-leader-development-mp-electives.html

さて、私がこの二年生の秋学期に受講していた選択科目について書きたいと思います。あくまでも一例です。こちらのページの「FACULTY & RESEARCH」のタブの下「Academic Areas」より各分野の授業が見られます。http://goizueta.emory.edu/index.html

■Leading and Managing Change
変化に関する意思決定の成功例や失敗例を学ぶ授業。
組織変更、技術革新、その変化の度合いが企業・グループ・国の内外にどんな影響を与えたのかが書かれたケースを読んで、授業中に議論。どの部分が成功だったのか失敗だったのかを定性的・定量的に議論しまくる。答えのない(=答えが無数にある)ケースが多いために、場合によっては、ふわっとした感じで終わりがちだが、この授業のいいところは教授なりの回答を言ってくれるので非常に納得。チームでは、身の回りの題材(チームメイトの仕事上の変化の失敗例)を取り上げ、授業で学んだスキームに沿って「ここが失敗の原因だった、こうすれば成功したのでは?」という提案書を作成。

■Integrated Marketing Communication
広告に関するイロハを学ぶ授業。
テレビ、ラジオ、ポスターなどの従来の広告からソーシャルネットワークやプロダクトプレースメントなどの比較的新しい広告方法まで企業やブランドがどういう戦略(目的、ターゲット、コスト等すべての因子を考慮)を持って広告を打つのかを議論。チームでは、広告戦略が失敗していると思われる企業を選択し、全く新しい戦略を練る。最後に広告の専門家をゲストに招いてプレゼンを行い、フィードバックをもらう。

■Investment Banking
基本的なバリエーション計算の復習から様々な実例を元に投資銀行マンが具体的にどのように価値をはじいているのかを学ぶ授業。
LBO、IPO、M&A、PEファンドのケースを投資銀行マン、当該企業、ステークホルダーなど様々な目線で議論。チームでは、ケースに基づいてバリエーション計算を行うが、プレゼンマテリアルを求められ、ページ数制限の中で投資銀行のピッチ同様、いかに見やすく論理的に書かれているのかが評価される。

ご興味わきましたでしょうか?個人的には、どの授業も学びが多かったので満足しています。
他の選択科目で実際に受けてみてどうだったの?というご質問がございましたらこちらまで。
https://community.bus.emory.edu/sites/Japan/contact/Pages/contact.aspx

Rocky