米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2014年9月1日月曜日

書を捨てよ町へ出よう~アトランタの休日(独身編)


 こんにちはClass of 2016のTedです。
 Block1も終盤に差し掛かり、9月第2週には最初の試験が迫ってきています。

 クラスがどんなものかは先々週にかじーが投稿した通りですが、試験が迫るとストレス度は増してきます。そんなときに大切なのがストレスコントロール、大げさに言えばセルフマネジメントです。
 勉強を充実させるためにも、時折「書を捨てよ町へ出よう」と寺山修二を免罪符に思い切り遊ぶことが大切です。

 そこで、今回は遠出をしない休日ないし余暇にどんな場所に行っているのか、ということをできるだけ手触り感を持ってお届けしたいと思います。

 アプリカントの方の多くは「アトランタって危険そう」とか「何もなさそう」というイメージをお持ちかもしれません(筆者もそうでした)。
 この記事がそうしたイメージを少しでも払拭し、むしろ「アトランタ、結構楽しそう」というイメージに多少なりともつながれば幸いです。


(典型的な土曜日の流れ)
①おいしいエッグベネディクトを求めて
 金曜日までのハードワークで土曜日に目が覚めるのはだいたいお昼近い時間です。
 せっかくゆっくりした朝なのだからおいしいブランチで洒落込もうと思ったら、Sun in my Bellyがおすすめ。BLTもなかなか美味しいですが、少し前に日本で大流行したエッグベネディクトも美味。

おしゃれ感満載の店内

おすすめのエッグベネディクト
 
②日本食が恋しくなったら
 日本が誇るべき食文化の一つは何といっても大阪に代表されるダシ文化でしょう。アメリカ食もハンバーガーなどは流石にレベルが高いものが味わえますが、時折日本食が恋しくなる瞬間が日本人なら絶対来ます。
 アトランタの素晴らしいところは、日本食にも不自由しない(かつ割とリーズナブル)というところです。王道のお寿司屋さんも多く存在しますが、今回は居酒屋「庄や」に向かいます。
 この「庄や」、串焼きやラーメンに始まり、たこわさ、アン肝、ウナギのかば焼き、などホームシックを助長するような充実したメニューを誇ります。


日本の庄やと関係があるのかは不明


日本食は一通りそろっています

③ついでにカラオケも
 実は「庄や」の傍にはカラオケ店も複数存在します。せっかくこの辺りまで来たのだから、と妙に日本文化に詳しいアメリカ人とそのままの足でカラオケ「Karaoke Melody II」に向かいます。 

昭和の名曲までカバー

④締めはアメリカンに
 疲れ切った心と体が日本食とカラオケで癒されたら、やはりアメリカ在住の身、締めはアメリカンな感じでいきます。
 ここ数か月幾度となく記憶を飛ばした筆者が自信をもって言えるのは「アトランタ結構安全」につきます。新宿歌舞伎町で記憶を飛ばした方がよほど恐ろしい目に遭います。

よくあるクラブのカウンター。暗くとも治安は良い。
 最後に少し変わり種としてBurkhart's Pubをご紹介しましょう。ミッドタウンに位置するクラブなのですが、毎週土曜日にDrag Showをやっており、筆者が所属するアトランタの社会人バレーサークルの人々が「一度は見ておけ」と太鼓判を押すものです(ちなみに入場料はタダ)。

漂うラスボス感
 かわるがわる現れるDrag達の強烈さに最初面食らうのは確実ですが、相当に仕上げられているパフォーマンスの数々に場内は相当の盛り上がりをみせます。
 筆者も友人と相当飲んだくれてはしゃいでいたのですが、パフォーマーからまさかのコールドコールを受け英語でいじり倒されるという事態が発生し、授業中のコールドコールの比ではない緊張感の中、「そうだ明日はちゃんと勉強しなきゃ…」と初心に帰るのでした。
 
筆者をコールドコールする姿



 さて、以上が筆者の典型的な週末です。独身のためこれが平均的アトランタの休日だとまでは言えませんが、この記事の趣旨である「アトランタって結構楽しいよ」ということが多少なりとも伝われば長々と記事をしたためた甲斐があります。

 2年間という短くはない期間を過ごす以上、志望校選びはカリキュラムもさることながら立地も大事です。その点、アトランタは在校生一同自信をもっておすすめできる町なので、ぜひみなさんの志望校選びの際にもご検討いただければ幸いです。


Ted