米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2009年5月7日木曜日
Goizuetaでの生活~其の三百十六
上の写真はDriving Centerの写真です。
外見は平和そのものですが、その中では不満が渦巻いていたりします。
本日は昨日の続きです。
というわけで、実地試験が終わりました。
申し上げたとおり試験の出来は散々だったのですが、まだ落ちたと決まったわけではありません。
ここはなんとしてでも試験官の裁量で合格にしてもらうしかありません。
実際に、僕はコーンをなぎ倒したわけでも、その上踏みつけたわけでも、信号無視をしたり車をぶつけたりしたわけではありません。
STOPサインで引っかかったのは確かですが、それだけで落とされると決まったわけではありません。
試験官の指示に従わなかったことがありましたが、それも無視したというようなことは決してなく、聞き取れなかっただけということは明らかですし、試験官もそれはわかっているはずです。
実地試験のあと、試験官にいろいろと質問をされました。
いつもこういう場面があるのかはわからないのですが、この質問への答え方で合否が決まるのではないか、という気はしました。
というわけで、自分が犯したすべてのミスを列挙し、それに対して考えうるすべての理由、あるいは言い訳を述べ、その上で「しかしそれは自分が犯したミスであり、その責任は自分にあり、その責任は自分でとるつもりである。」といいました。
そうしているうちに試験官の機嫌は徐々に良くなっていき、何とかなりそうだという雰囲気が出てきました。
最後に「自分にはいろいろと至らぬところがあったが、懇切丁寧に指導、指示して頂き、本当に感謝している。」といいました。
それがきいたかどうかはわかりませんが、何とかぎりぎりで実地試験を突破することが出来ました。
僕の最終的な点数は75点だったのですが、合格ラインは70点か75点のはずなので、いずれにしても本当にぎりぎりだったと思います。
しかし、何はともあれ合格することが唯一最大の目標なので、その目標を達成することが出来て本当に良かったです。
レンタカー屋さんまではまた自分で車を運転したのですが、ここも全く問題はありませんでした。
僕は日本生まれの日本育ちですから、家庭、学校、会社などで怒鳴られたりすることには十分に慣れています。
しかし、「また次に何か言われたときにうまく聞き取れないのではないか。」と考えると、手に震えがきたりしてしまうわけです。
そんな中でも、何とか運転免許を取ることが出来ました。
精神的に非常に疲れた一日でした。