こんにちは。Class of 2017のCozyです。
2016年秋入学を目指して受験生活を終えられた方、お疲れ様でした。まだ粘っている方、何が起こるかわらかないのがMBA受験ですので最後まであきらめずに頑張ってください。さて、今日は2017年以降の入学を目指す方向けの投稿で、テーマは志望校選定についてです。受験時代に私にはよくわからない英単語が2つありました。”Opportunity”と”Fit”です。受験時代にいろんな学校の卒業生や在校生と会いましたが、皆さん決まって「MBAはOpportunityにあふれている」というし、最終的に進学先を決めた理由は何ですか、と聞くと「Fitだね」と答えが返ってくる。あんたがスーパーマンすぎてその経験をできたんじゃないの?って思うことや、そのFitって何者かを説明せい、と心の中では思っていました。MBA生活を1年過ごした今、自分なりにこれらの英単語に対する解釈が少しできるようになったのでそれを紹介します。
1.
Opportunityとは享受できる確率で考えるべきもの
例えばあなたがMBA卒業後に西海岸でテック系の企業に就職したくて、在学中に西海岸のIT企業と交流を持ちたいとします。Goizuetaにそういう機会はありますか、という問いにYes/Noで答えると答えは「Yes」です。実際、私が所属するGoizueta
Technology Associationでも毎年秋に西海岸の企業を訪問するキャリアトレックがあります。ただし、その確率は?と問われると西海岸の大学にいったほうがチャンスが大きいかもということになると思います。一方、コンシューマー向けビジネスに興味があってそういう企業の人たちと交流したい、と思うときにGoizuetaはその機会を享受できる確率は高いと思います。例えば、実際、各種イベントでCoca
Colaの方がGoizuetaのキャンパスに直接やってきて、話をしようと思えばすぐできるチャンスがそこにあるという状況が頻繁にあるからです。Opportunityという言葉を改めて捕らえなおそうとする時に、先日、アプリカントの方のビジット対応をしたのですが、そのときの卒業を間近に控えた2年生の方の言葉が印象的でした。
「MBAは機会に溢れている。Goizuetaはこの2年間で自分がやりたいと思ったことを受け止めてくれる器をもっていた」
リソース(時間・お金)さえ投資すれば、いろんな機会を得られる、それがMBAだと思います。ただし、自明ですが、そのリソースは有限なのでそれをどう使うのかが大切になります。
私自身、今の環境に対して、教授と1対1で話せる機会、妻の英語教育機会(ジョージア工科大学、各種ESL)、アントレの方と話をできる機会(Goizuetaでのアントレについてはこちらの投稿をご確認ください)、という3つは機会を享受できる確率が高いことに満足しています。
2.
Fitはやはり「感じる」もの。ソースはキャンパス、卒業生、在校生。どうしても文字化したければ各校のCore
Valueを見てみよう
私は受験時代、Round3での出願後の2月にキャンパスビジットをし、キャンパスの美しさに魅せられ、「こういう環境で学んでみたいな」と感じました。キャンパスビジットはやはり一番のオススメです。ただし、時間等の制約から難しい場合も多いです。そういうときは卒業生や在校生に話を聞くことがその大学の雰囲気を知るには手っ取り早いと思います。近年、GoizuetaはThe
MBA Tourに参加(今年は2016年9月6日に新宿ヒルトンホテルで開催されるようです)したり、オフィシャルインフォメーションセッションを開催(毎年10月頃、Agos
Japan渋谷校で)しています。こういう場では卒業生にアクセスできるチャンスとなります。また、我々在校生はアプリカントの皆様からの問合せにはいつでも喜んでお受けします。
文章・文字でFitを表現したければ各校のCore Valueを見ることをオススメします。GoizuetaではCOURAGE
· INTEGRITY · ACCOUNTABILITY · RIGOR · DIVERSITY · TEAM · COMMUNITYという7つのCore
Valueを掲げています(定義はこちら)。日本人に限らず、Goizuetaの在校生を見渡してもこのCore
Valueをすでに兼ね備えている、またはこの2年間で体現したいと思っている人が多いように感じています。やはりアドミッションがそういう人材を採るようにしているんですね。ここに掲げられている価値を自分が体現したいと思うかがFitを感じることができるかにつながるのではないのでしょうか。
私も残り1年となりましたが、Fitを感じられるこの環境でできる限りのOpportunityを享受したいと考えています。