今回はteamに関して少々。
これはほかのビジネススクールでも同じかもしれませんが、一年目は学校側が割り当てたteam単位での活動があります。
具体的には、宿題などをteamでやり、team単位で評価されます。
一人ががんばって満点とったらみんな満点、一人が正しいことを言っていてもteamの意見として採用されずに誤った回答を出してしまったらその人も点数が悪くなる、という仕組みです。
このteamとしての活動を通じて、留学生はアメリカ人を知り、アメリカ人は留学生を知り、それぞれの国のことを学んでいくのです。
さて、僕のteamは男性三人女性二人、アメリカ人三人留学生二人という組み合わせです。
そのあたりのバランスはかなり考えてteamに割り当てているようです。
backgroundは多様で、スカイダイバーから連邦検察官までいます。
スカイダイバーの前職はパラシュートのメンテナンスですから、要するに典型的なビジネススクールの学生が経験しているオフィス内での仕事の経験がありません。
本人もそれを気にしているのですが、こちらがまったく知らないことをよく知っているので非常に楽しいです。
discussionなどをすると、本当に多様な意見が出てきて楽しいのですが、まとめるのが大変でもあります。
それでも何とか最後にはまとまるので、そのあたりは年の功でしょうか。
元連邦検察官はさすがに折り目正しく、文書作成能力はぴか一です。
いつも出来上がったレポートを見て、英語の勉強にしています。
アメリカ人でも簡単に書ける文章ではないですからね。
今後はさらに過酷な課題がteamに課せられるらしく、上級生の話を聞くとけんかして怒鳴りあったり口も聞かなくなったりすることもあるそうです。
そのような経験をするのは非常に怖いのですが、経験はしておいたほうがあとあと得すると思うので、今から楽しみでもあります。