Class of 2013のTomoakiです。
さて、実際に出願作業を始める際、一番最初に直面する問題に、TOEFLの勉強があると思います。
ということで、今日は英語の勉強方法(TOEFL編)を自分の経験に基づいて書いていきます。
ただ、僕は最後までテストの点数が伸びず、TOEFLが103点、GMATが680点でした。
ですので、トップ校を受験される方でTOEFL105点、GMAT700点を目指しているような方はもっと効率的な方法があると思います。
ここでは、こんな勉強方法もあるのかと参考にしてもらえれば幸いです。
まずは、全体的なTOEFLに関するコメントを数点。
最初に、TOEFLの会場は慎重に選びましょう。
会場によって、ついたてがあったり、隣の人の距離が違ったりするので、点数向上の重要なファクターになります。
僕が多く使ったのは、Temple大学の3階です。PCごとにパーテーションが設けられていて、隣の人を気にしないで済みました。他にも、茅場町テストセンターやお茶の水テストセンターは設備的にお勧めできます。
こういった会場は早めに埋まってしまうので、早めの予約が必要になります。
また、Speakingとwritingは再採点の申請ができます。
TOEFL HP内の申請書に記載して、Faxしますが。実際に申請を出した友達の話では、あまり点数が上がったことはないとのことでした。
最後に、ReadingとListeningのどちらか一方で必ずダミー問題が出ます。
Readingでは3 passage(1passage20分+2 passage 40分)を解きますが、4,5passageが出てきたら、それはダミーなので解く必要はありません。ランダムクリックして休息を取ってから、listeningへ進みましょう。
Listeningでは、本来6問出題されますが、7,8,9問目がでたらそれがダミー問題になります。Listeningでダミー問題が出たら、先にspeakingを始めている人の話をヨコ耳で聞くと、speakingの問題が予め推測できます。
それでは、
ご存知の方も多いと思いますが、TOEFLにはReading、Listening、Speaking、Writingの4つの分野に分かれていますので、以下それぞれ勉強方法を書いていきます。
��.Reading
僕は、勉強し始めた当初、「The Official Guide to the TOEFL iBT (3rd edition)」で試験の感じをつかみました。
この参考書を勉強して問題を暗記し始めたころ、「Barons TORFL iBT」と「Longman Preparation Course for TOEFL iBT」の2つを中心に勉強。並行して、英単語を覚えるという作業をしました。
単語帳は市販のTOEFL単語帳であれば、どれでもいいと思いますが、僕は最終的には上記2冊の参考書で出ている単語を自分で調べて覚える方が、記憶の定着には良いことを発見したので、あまり単語帳は使いませんでした。
上記の参考書を勉強し終わった留学前の8月頃からは、友達から教わって、Economistの記事を毎日読んで英語の文章に触れ続けるというということもやりました。Economistはweb上で無料購読できるので、料金的にもお勧めできます。
当時は、仕事が忙しくて、毎日大体夜2時~3時ごろに帰宅。帰宅後は1時間くらいPCの前でEconomistを読むという癖をつけていたので、いまだにEconomistを読むと当時の眠気を思い返します。(笑)
GMATの勉強を始めた8月頃からは、GMATのreadingとTOEFLのreadingは被る部分が出てくる(というか、GMATの方がTOEFLよりも難しい)ので、TOEFLのreading勉強時間を削って、GMATを集中的に勉強してTOEFL対策としました。 それでTOEFLのreadingの点数は下がるという事はなかったと思います。
��.Listening
Readingと一緒ですが、勉強し始めた当初は「The Official Guide to the TOEFL iBT (3rd edition)」で試験の感じをつかみました。
listeningでは英語の聞き取りを中心的に行って、選択肢の切り方などの試験対策はあまり勉強しませんでした。
具体的には、I-phoneのポッドキャストで毎日CNNのニュースを聞くということをしていました。通勤時間が往復で2時間30分と長かったので、電車の中でCNNニュースを聞き続けることが対策の中心でした。調子の良い日には、カバンの上に紙を置いて、聞いた内容を書きだすという事もしていました。
それに加えて、休日には、市販のlistening参考書のCDを聞いていました。
��つの文章を3回聞くという方法を採用して、
��回目は要約を紙に書きだす。
��回目は聞き取れなかった部分に集中して、その部分のsentenceを紙に書き写す。
��回目はscriptを見ながら、CDを聞き直す。
という勉強方法でした。
listeningは、speakingやwritingでも必要になってくる能力なので、TOEFLの点数が高い人はlisteningが上手な人が多いです。
��.Speaking
Speakingは当初伸び悩んだ分野だったので、渋谷にあるアゴス予備校に通いました。
Speakingのテンプレートを教えてもらったので、これで点数を20点から23点~25点にまで伸ばすことができました。
そのあと、しばらく停滞期が続いたので、四軒家忍さんという個人TOEFLインストラクターの方に個人レッスンを週1回お願いしてspeakingのコツを教えてもらいました。そこで会得したコツを使って、自宅でボイスレコーダーにspeakingを吹き込み、自分でチェック。そのチェックが正しかったかを四軒家忍さんに聞くというサイクルを取っていました。
Speakingには、listeningとspeakingが組み合わさったintegretedと、質問を聞いて答えるだけのindependentがあります。
特にintegratedはlistening能力に左右されますので、listeningを勉強するとintegratedにも使えると思います。僕はlistening内容をできるだけメモに起こして、同じ単語を自分のspeakingに使うようにしていました。
Independentでは、最初に思いついた答えを途中で変えると時間が無くなるので、最初に思いついた話題をできるだけ深堀りして、話し始めるよう注意していました。
四軒家忍さんは、TOEFL対策では有名な方で、優しく教えてくれますので、個人的にはお勧めです。
いずれにしても、Speakingは自力で点数を伸ばすことが難しいので、予備校などに通う人が多いです。
��.Writing
最後にwritingです。
readingとlisteningが組み合わさったintegratedと、短い質問に対する答えを書くindependentという2種類があります。
これもspeakingと同様で、自力で点数を出すことが難しいので、予備校などに頼る人が多いです。
僕は最初アゴス予備校に通って、点数の出るテンプレートを学びました。
特にintegrated writingでは、このテンプレートが活躍して、少し自分でテンプレートを改良した後は、integratedで悩むことはなくなりました。
Independent writingは、テンプレートで点数を出しにくいので、前述の四軒家忍さんにお願いをして週1回添削をしてもらいました。僕は、Independentは最後まで点数が上下したのですが、四軒家忍さんに添削をしてもらって、指摘事項をリストにして、その指摘事項に注意しながら、wiritingの練習することで試験対策としました。
以上、長くなりました。
個人的ではありますが、TOEFLの勉強方法を書いてみました。
みなさんの参考になれば幸いです。