Class of 2013のTomoakiです。
MBAでは週末やちょっとしたイベントの後にパーティーをすることが多いです。
パーティーは、アメリカ人生徒とざっくばらんに様々な事柄について意見交換をできる貴重な機会です。同級生の人柄を知ることもできますし、思わぬアメリカの文化や考え方を知ることもできます。
今日は、アメリカでのパーティーについて、2つに分けて書き連ねてみたいと思います。
��.パーティーでの楽しみ方
僕がパーティーで一番感じるのは、日本とアメリカの楽しみ方の違いです。
日本の「飲み会」とアメリカの「パーティー」では楽しみ方が異なります。
例えば、日本の居酒屋で飲み会をする場合、上司や部下、年の差、会社での年次の差などを忘れた「無礼講」が許される場合があります。 日本はお酒に寛容な文化が残っているので、少しばかり騒いだり、ちょっと吐いたりしても、許される風潮が未だに存在しています。
いっぱい飲む=飲み会を楽しむという文化でしょうか。
一方、アメリカではそういった我を忘れてお酒を飲んで、はしゃぐということは周りを気にしない「無礼」な行為に当たります。アメリカのパーティでは、多くの人はあまりお酒を飲みません。2時間~3時間パーティーにいてもビールを2杯から3程杯度飲むだけで、酩酊することはなく、ほろ酔いになる程度です。
��特にアメリカのビールはアルコール度数が薄いので、日本のビールよりも酔いにくいで
す。)
日本みたいに飲みすぎて騒いだり、吐いたりする行為は、「自分をコントロールできない」人とみなされる可能性があります。 アメリカでは、会話を楽しむ=パーティーを楽しむといった形でしょうか。
��.パーティーでの話題
次に、パーティーでの話題です。
日本の「飲み会」での中心は仕事の話題になることが多いと思います。上司の愚痴を言ったり、会社の将来を憂えたりといった会話がメインになると思います。
一方、アメリカでのパーティーでは仕事の話題がメインになることはほとんどありません。もっとスポーツ、家族、余暇の過ごし方といった話題が多く取り上げられます。
アメリカ人と話をするときには、そういった話題から入ることで自然な会話を作り上げられます。
加えて、日本では「政治」の話が話題に上がることがあります。自民党や民主党の話題、今では消費税や原子力の話題でしょうか。
一方で、アメリカでは政治の話題はあまり話されることはありません。相当仲がよくなってからでないと、相手の政治信条に立ち入ることは許されない雰囲気があります。
ですので、民主党や共和党のどっちを応援しているのかといった話題に入る時には、少し注意する必要があります。
アメリカ、特にアトランタのような田舎ではパーティーがとてもおもしろいです。
プールサイド、バーベキュー、音楽、ビール。僕が前に住んでいたシカゴのパーティーとはまた違っていて、とても開放的。
みんなで和気藹々と楽しんでいます。
そんなパーティでも過ごし方によっては、アメリカを理解することができるので、MBAの学生にとってはよい勉強の場になるとも言えますね。