米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年3月26日木曜日

Goizuetaでの生活~其の二百七十五



上の写真は昨日のWBC (World Baseball Classic)のpublic viewing(「Goizuetaでの生活~其の二百七十二」参照)の時のものです。

日本人学生の奥様が作ってくださった寿司ケーキなのですが、最高でした。

この心意気がこもった料理の腕に大和魂を感じました。

僕は心の中で、「これが日本のすばらしさなんだ!」と叫んでいました。

ちなみにこれはデザートではなく、れっきとした寿司です。



そんなWBCではありますが、public viewing当日の試合もアメリカに勝利し、その翌日の決勝でも見事に勝ち、日本は優勝を飾ってくれました。

各国の燃え方にはその特長が非常に良く現れています。

韓国はもう闘争心むき出しで、試合の前に会うと「絶対に負けない」、として試合に勝とうものなら「どうだ見たか」という感じになります。

アメリカ人のほとんどはあまり興味を持っていないのですが、野球好きはさすがに熱く、負けたあとはがっくりと落ち込んでいました。

僕に言わせれば、アメリカ代表は明らかに調整不足で全く実力が出せていないだけなのですが、負けたことよりも取り組み方とかWBCのあり方そのものを考えたほうがいいのではないか、と思ってしまいます。

で、僕を含めた日本人はというと、ひたすら静かに応援しているという感じで、他国のような表に出る熱さがありません。

このあたりは感情を表にだせるようにならないとと思うのですが、日本で教育を受けているとどうしてもそのようなことが苦手になってしまいます。



今日は朝から学校に行って、授業の前にmeetingを二つしてきました。

一つはCustomer Behaviorのteam meetingで、次回のassignmentの打ち合わせです。

今夜僕がOnline Surveyを作り、そこからassignmentに取り掛かることになりました。

もう一つはProduct & Brand Managementという授業で、Marketingのsimulationをするというものです。

市況、自社の状況を踏まえ、価格、宣伝方法、営業方針、などを決めるのです。

僕はこのようなsimulationをするのは今回が初めてなのですが、アメリカのビジネススクールなどでは結構良くやられることのようです。

実際にやってみるとなかなか楽しく、ちょっとMarketingの実感が湧いてきました。