米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年3月28日土曜日

Goizuetaでの生活~其の二百七十六



上の写真は昨日参加してきたFocus Groupの様子です。



Focus GroupというのはMarketingでよく使われる手法のようで、今回はHealthy Drinkがテーマでした。

ある学生がHealthy Drinkの新製品開発に携わっており、それに関しての質問が用意され、それらに答えたり、討論をしたり、宣伝文句に対する意見を出したりし、最後にtastingがありました。

これは日本人の特徴で、中でも僕はその傾向が強いと思うのですが、日本人は極力化学的なものを摂取することを避けます。

たとえば、アメリカでは日常的にビタミン剤を摂取したり、シリアル、シリアルバー、栄養ドリンクで食事を済ませることが多く、低脂肪、カルシウムなどの栄養素が付加された製品に対する抵抗がほとんどありません。

それ対して、僕はそのようなものに対する抵抗が非常に強く、牛乳を買うときにも低脂肪あるいは無脂肪牛乳は買いませんし、他の製品も「Fat Free (無脂肪)」と書かれているものは買いません。

栄養ドリンクもスポーツをする前後に摂取するだけで、他はほぼすべて水かお茶です。

そのあたりの違いは非常に顕著に現れ、僕が「スポーツによる疲れを取る」ということに注力しているのに対し、他の参加者は「その飲み物によって日常的な栄養分を摂取する」という意識が強かったようです。

この点は、アメリカに来て2年目も後半にはなりますが、なかなか馴染めないところです。



さて、最後のお楽しみのTastingだったのですが、これが非常に残念なものでした。

5種類の候補が用意されたのですが、僕にとってはどれも受け入れがたい味であり、他の学生にとっても同じだったようです。

売りが「自然発酵」ということで、どれも微炭酸になっており、炭酸飲料の飲めない僕にはいっそう苦しいものとなりました。

このTastingを楽しみにしていた部分もあるので、ちょっとがっかりしました。

ただ、他の学生も味に関しては同じような意見だったようで、そのあたりの感覚はあまり違わないようです。

ちなみに、一番口にあわないものを飲んでから他の物を飲むと、それ以外のものがおいしく感じられます。

Focus GroupなどでTastingをするときには、その順番も非常に重要になると思いました。