米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年3月10日火曜日

Goizuetaでの生活~其の二百六十一



上の写真は一昨日のトライアウトのグラウンドの様子です。

多少のでこぼこや芝がはげている部分はありましたが、それでも日本では滅多にお目にかかれないようなすばらしいグラウンドでした。

このあたりはアメリカで野球を出来る幸せを感じるところです。



さて、本日は昨日の続きです。

自分ではそんなに打つほうがうまく行ったという意識はなかったのですが、打撃が終わったあたりから周りにいる監督、コーチから急に声をかけられるようになりました。

僕は左打ちなのですが、どうやら左うちの内野手を欲しがっているチームが多いようです。

最初は監督、コーチが僕のほうを見て笑っているので、「何か僕は変なことをしてしまったのだろうか。」と思ったのですが、どうやら気に入ってくれたということのようでした。

というわけで、このあたりでどうやらどこかのチームには入れそうだということはわかってきました。

そのあとはピッチングがあったのですが、僕は高校時代からずっと肩を痛めていたということもあり、あまりピッチングをするつもりはありませんでした。

しかしまあせっかくの機会だからということで、約12年ぶりにマウンドの上から硬球をキャッチャーに向かって投げたわけです。

ところがこれがまた自分でも信じられないほどいい球がいき、3球ほど投げたカーブも1球はいいところに決まりました。

ただ、僕は他の選手に比べて圧倒的に体が小さく、そして細く、ほとんどの選手は僕よりはるかに速い球を投げていました。

ちなみにピッチングは一人10球です。

というわけで、意外にあっさり、そして気分よくピッチングが終わりました。

あとは各チームの監督、コーチがドラフトをし、そこで指名されるのを待つだけです。

このあたりになるといろいろなチームの監督、コーチから声をかけられ、どのポジションを守れるか、いつごろまでどのレベルで野球をやっていたか、などという質問をされました。

草野球レベルとはいえ、僕は今までの人生でいわゆるスカウトのような人に声をかけられた経験が全くないので、このときには完全に舞い上がってしまい、まるでスーパースターになったような気分でいました。

また長くなりましたので、明日以降続けさせていただきます。