米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年12月20日土曜日
Goizuetaでの生活~其の百九十四
上の写真は先週Las Vegasにいたときのものです。
4日間ではありましたが、僕が泊まっていた小さなホテルから一流ホテルであり、Winter Meetingsの会場であったHilton Las Vegasまで通いました。
今となっては遠い昔のことのようであり、いい思い出でもあります。
さて、僕が泊まっていたホテルでいかにもアメリカらしいことがありました。
まず、僕は禁煙者用の部屋を希望していたのですが、喫煙者用の部屋に入れられました。
しかしこのあたりは序の口であり、アメリカ生活も一年を超えるとこの程度のことでは驚かなくなります。
しかもそこは1泊30ドル程度の安ホテル、怒るほどのことではありません。
すぐにフロントに行って部屋を変えてもらいました。
初日は午前4時にAtlantaの自分の部屋を出て午前5時半の飛行機に乗り、Charlotteで乗り換えて午前10時過ぎにLas Vegasに着き、ホテルにチェックインしてすぐに着替えてHilton Las Vegasに向かいました。
前夜は試験勉強と準備でほとんど眠れなかったこともあり、夜ホテルの部屋に帰ってきた頃には疲労困憊そのものでした。
シャワーだけ浴びて寝るか、と思ったところ、シャワーがいつまでたっても水が温かくなりません。
安ホテルではみんながシャワーを使っている時間にはお湯が出ないということは良くあるので、仕方がないと思ってとりあえず寝ました。
夜の12時ごろ起きてまた試したのですが、相変わらず温水は出ず、もう一度寝ました。
深夜2時ごろ起きてまた試したのですが、まただめで、それを朝まで続けました。
結局シャワーを浴びることが出来ず、エアコンの設定温度を一番高くしてから濡れタオルで体を拭いてしのぎました。
いい加減頭にきたので翌日フロントに行ったところ、管理人がすぐに部屋に来て、シャワーの水を確認し、「この部屋だけは赤いところにつまみを当てると冷水が出て、青いところにつまみを当てると温水が出るようになっている」と一言。
唖然として何もいえませんでした。
管理人は罪の意識も反省も何もなく、ニコニコ笑っています。
そうなるとこちらも笑うしかありません。
確かに赤が温水を示しているとはどこにもかかれておらず、僕の責任といわれればそれまでです。
アメリカの果てしなさを改めて認識した瞬間でした。