米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年12月5日金曜日
Goizuetaでの生活~其の百七十九
上の写真は今日のNegotiationの授業のProfessor Hillとのものです。
今日が最後の授業でした。
毎週水曜日午後6時半からの授業で、本当は夜の授業はあまり取りたくなかったのですが、このような授業はビジネススクールの特長そのものであり、自分も興味があったので履修した次第です。
いろいろな形のNegotiationが紹介され、それに基づいて実際にNegotiationをすることによりNegotiationの仕方を学びました。
そして、今日はこのNegotiationの授業にふさわしい記念すべき日になりました。
クラスを代表して10人がNegotiationを行ったのですが、その中の2人のCo-Facilitatorをつとめたのです。
Facilitatorというのは日本語に訳すのは難しいのですが、いわゆる司会者のようなものです。
つまり、Negotiation全体の流れを把握するのはもちろんのこと、それをまとめていかなければならないのです。
当然自分の意思で立候補したのですが、Co-Facilitatorということで、いざとなったらもう一人のほうに助けてもらえるという考えがあったのは確かです。
ただ、これまではなかなかこのようなチャンスで立候補することは出来なかったので、その点では少し成長したのかもしれません。
実際にCo-Facilitatorを務めるのは容易なことではありませんでした。
まず他の9人が言っていることを正確に聞き取らなくてはなりませんし、逆に僕が言っていることを他の9人が理解できなくてはなりません。
当然他の9人が何を言い出すのかはわからないわけで、それに応じてNegotiationを仕切らなければいけないのです。
もう一人のCo-Facilitatorに頼った部分が大きかったのは確かですが、Negotiationの間中冷や汗をかきっぱなしでした。
しかし、終わってみると達成感は相当のもので、アメリカに来て約1年半でここまで来れたかと思うと感慨深いものがあります。
今学期の授業は明日で終わりなのですが、最後の学期になる来学期はこのような機会をもっと増やしていきたいと思います。