米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年8月10日日曜日
アメリカ文化紹介~其の九十九
上の写真はWest Side Highwayです。
West Side Highwayは文字通り単なるHighwayなのですが、その脇に歩道が走っており、そこはCentral Parkと並ぶManhattanのランナーのメッカとなっております。
朝から晩までランナーや散歩をしている人、サイクリングをしている人などでにぎわっています。
片手にはHudson Riverが走っており、そのまた向こうにはNew Jerseyが見えます。
夕暮れ時に走ると本当にきれいで、風も心地よく、その風情は言葉にはできないものがあります。
しかし、そこはHighwayでありまして、もう片側では車がびゅんびゅん走っているのは厳然たる事実です。
よってその排気ガスを逃れることはできません。
Central Parkもそうですが、やはり空気が汚いのは走ったりするときにはかなり気になります。
そう考えてしまうと、アトランタがますます恋しくなります。
また、僕が心配性なだけかもしれませんが、車が暴走して突っ込んできたら、逃げ場も逃げる時間もありません。
きちんと分離されているところもあるのですが、そうでない場所も結構あります。
ちなみにHighwayといっても高架になっているわけではなく、ほかの場所と同じ高さです。
つまり、車道と反対側は壁一枚でその向こうには何もない、ということはありません。
West Side Highwayのことは最初は友人から教えてもらったのですが、最初は何を言っているのかわかりませんでした。
Highwayという名前があるからには、いわゆる高速道路で、非常用の歩道か何かをみんなが走っているのかと思いました。
何でそんなところを走ってみろと勧められるのかはまったく理解できませんでしたし、彼女もニューヨークに住んでいた人なので、ニューヨーカーは危ないところを走るのが好きなのだろうかとまじめに思いました。(実際にそのくらい想像を絶することもアメリカには結構多いのです)
しかし、West Side Highwayが何かを知ってからは、今すんでいるところが近いこともあり、たまに行くようになりました。
このような場所がきちんと用意されているのも、Manhattanに住む人にとっては、リラックスするために有難いことなのでしょう。