米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年8月11日月曜日

アメリカ文化紹介~其の百



上の写真は、NYC Half(「アメリカ文化紹介~其の八十九」参照)の後のCoachのTerence Gerchbergとのものです。

言うまでもなくTerenceはNike Run ClubのCoachで、いつも親身になって指導してくれます。

しかも、かなりはっきりものを言ってくれるので、こちらとしては非常にありがたいのです。

僕にも自分自身の考え方はあるのですが、できるだけTerenceをはじめとしたCoachたちのの言うことを聞くようにしています。



NYC Halfの前ですが、Terenceからはかなりきつく「走る距離を短くしろ」、「早く走るな」といわれていました。

どうしても日本人の性で、走るからにはより長く、より早く、となってしまいます。

日本ではそれはよいこととされることが多いと思いますが、アメリカではオーバーワークは嫌われます。

怪我の原因になるからで、アメリカでは指導者は怪我を一番恐れます。

怪我をしたら本人の責任ではなく指導者の責任になるからです。

そして自己ベストのタイムを聞かれたのですが、ハーフマラソンの当時の自己ベストは1時間39分8秒でした。

それを聞いて、Terenceは「そのタイムなのに今の速さで走るのは無理だ。」と僕に言いました。

確かにそうなのですが、日本人の感覚からすると、「多少の無理をしないと自分の限界は超えられない」と思ってしまうのです。

自己ベストを大幅に更新する気でいたので、それまでの自己記録の速さでは走っていられないと思っていたのです。

しかし、先人の教えというものはいつの時代でも貴重なものです。

というわけで、Terenceの言うことを聞きながら、少しずつ距離を伸ばし、少しずつ走る速さを早くしていきました。



NYC Halfを走り終わった後、タイムを聞かれ、13分近く自己ベストを更新したことを伝えると、まず「Congratulations」といわれました。

そして話し終わった後に一言、「I'm proud of you.」と言われました。

自己ベストを更新できたこともうれしかったのですが、最後にその一言を言ってもらえたことは本当にうれしかったですし、一緒に頑張ってこれて本当によかったと思いました。