米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年8月9日土曜日
授業紹介~其の七十七
上の写真はCentral Parkの様子です。
写真右側のランナーたちはほとんどがNike Run Clubの人たちですが、そのほかにも走っている人はたくさんいます。
特に、夕方と週末はランナーが非常に多いです。
そのほか、写真を見ていただければわかるように、場所によっては車や馬車も通ります。
そのような場所は、正直なところ、あまり走るのに適した環境ではありません。
明らかに空気が汚いですし、危ないからです。
ランナー以外にも、ローラースケーターやサイクリングをしている人など、みんないろいろな楽しみ方をしています。
さて、本日は一昨日からのDirected Studyの続きです。
Directed Studyのネタというのは、本当に何でもかまいません。
自分が興味を持ったものを、自分で分析できると思えば、それをDirected Studyにできます。(教授と学校の許可が必要ではありますが)
産学連携の一環でもあり、ビジネススクールにいる以上は実際のビジネスに少しでも近づくに越したことはありません。
このようなことは個人ではなかなかできませんが、ビジネススクールにいることにより、企業側は協力してくれることが多いのです。
しかも今回の場合は、対象の企業がNikeという世界的な大企業、場所もニューヨークということで、申し分のない条件が揃ったのです。
そもそもNike Run Clubにはニューヨークでの友達を作るために来ました。
最初に来た時点で、これがDirected Studyになるとは思ってもいませんでした。
しかし、マンハッタンのど真ん中に、日によっては300人近くの市民ランナーが集まるのです。
しかも、それらの参加者は参加料などは一切払う必要がなく、その上飲み物や食べ物が提供されるのです。
CoachやPacer、そのほかのスタッフもいて、いろいろな特典もあります。
特別な参加資格はなく、誰でも行けばその時点から参加できます。
では、このマーケティング戦略はどれほどの効果が実際にあるのだろうか、というのは誰でも気になることであります。
と考えたので、教授にその話をしたところ、面白いからやってみたらどうか、ということでした。
Nike側も賛成してくれ、協力をしてくれるとのことだったので、実行に移すことができたのです。
また明日以降続けさせていただきます。