米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年4月11日金曜日
授業紹介~其の六十三
上の写真は募金箱です。
最近は気のせいか募金活動が以前よりかなり盛んに行われています。
僕も何のかんの言って何十ドルか募金しました。
僕は私費留学なので経済的には非常に苦しいことは確かなのですが、その一方で社会的責任というのはあるわけで、そこに私費留学とか個人の経済状況は関係ないことは明らかです。
しかも社会的責任とか広い意味での社会貢献はビジネススクールの授業ではよく取り上げられるテーマで、つまりアメリカのみならず世界のビジネスシーンで非常に重要なテーマなのです。
しかも募金を集めているのが友人で、普段から仲が良かったりすると「Noといえない日本人」の本領が発揮されてしまうわけで、しかも面子を何より大事にする日本人としては相場以上の額をつまないと気がすまないのです。
何はともあれその結果募金をしているので、良いことをした気分になっています。
さて、本日はLeadershipがらみで、最近僕の身に起こっている状況を紹介させていただきます。
これまでも何回か紹介させていただいたとおり、GoizuetaではLeadershipをとる機会が数多く用意されています。
学生の頭数よりは多くなるようになっているので、ほぼすべての学生が何らかの形でleadership positionについています。
僕も二つほどやっているのですが、そのほかにもう一つ小さなものとしてManagerial AccoungintのGroup Presentation(「授業紹介~其の六十一」参照)のteam leaderをやっています。
これはleaderといってもmeetingの仕切りをするくらいなのですが、はっきり言って僕にとっては地獄です。
先日も紹介させていただいたとおり、このGroup Presentationは何をやっていいか、どこから情報を取っていいかが非常にわかりづらく、よってmeetingでも誰が何をやるべきかを定義するのが非常に難しいのです。
つまり、普段は口数が非常に多いアメリカ人がしゃべってくれないので、僕が何か言わないといけません。
でもそもそも何をやっていいかがわからないので、何をいえばいいのかもわからないのです。
そんな中でアメリカ人から「どうにかしろよ」という無言のプレッシャーを受け続けるのは苦痛以外の何者でもなく、気がつけば手にびっしょり汗をかいている始末です。
その上、アメリカでは年齢や学年は関係ないとはいえ、僕のGroupは全員2年生です。
何とかPresentationそのものは形になりそうな目処がついたのですが、このmeetingだけは本当につらい思いをしました。
次にこのような機会があったらもっときちんとしたleadershipを発揮できるようにしておきたいと思います。