米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年4月4日金曜日
Goizuetaでの生活~其の五十六
上の写真は先日少し紹介させていただいたWelcome Weekend(「Goizuetaでの生活~其の五十一」参照)の土曜日の夜の夕食会の会場の様子です。
キャンパスから2キロほどのところにあるAlumni Houseという建物なのですが、典型的なアメリカ風の邸宅でした。
5階建てくらいで、部屋の数も多く、一つ一つの部屋の大きさも巨大です。
日本の普通の博物館くらいあるのではないでしょうか。
中の装飾もかなり凝っており、やはりアメリカの大学はお金があるなあと思いました。
普段はなかなか質に満足することがないアメリカの食事ですが、さすがにこの日はおいしいもの、凝ったものがそろっていました。
普段食べられないものばかりで、ハーフマラソンの前日にも関わらず、結構おなかいっぱいになるまで食べてしまいました。
Welcome Weekendというのは来年度の入学予定者を歓迎するイベントです。
中にはまだ他校と迷っている合格者もいるので、リクルーティングという意味でも重要です。
このイベントでは、Class of 2009の学生の約半分ほどがボランティアとして参加しました。
Class of 2009の学生としてもとしても、魅力的なClass of 2010学生を集めることはいろいろな意味で自分たちの生活、キャリアを充実させることにつながるので一生懸命です。
金曜日と土曜日の二日間のイベントだったのですが、アメリカ人を中心に、フランス、韓国、日本など諸外国からも多くの学生が集まりました。
僕は土曜日の午前と夜のボランティアでした。
午前はパネルディスカッションの会場案内を務めるとともに、一部パネリストとしてパネルディスカッションに参加しました。
軽く自己紹介をして、質問に答えるだけですが、会場には初対面の人を中心に50人くらいの人がいます。
かなり緊張しましたが、それでも留学当時から比べるとだいぶ慣れてきました。
パネルディスカッションの前後は入学予定者の誘導、案内、そのほか食べ物、飲み物の運搬などが主な仕事です。
パネルディスカッションをはじめWelcome Weekendのイベントには卒業生、教授も多く参加します。
自分たち自身も含めて参加者が全員このイベントを楽しめるよう細心の注意がはらわれます。
アメリカ人は普段はバラバラなのですが、一度結束するとなると異常なまでの結束力を発揮する傾向があり、まさにこの日はその典型でした。
僕が見ていた限りではすべてにおいて役割分担が非常に明確になっており、参加者が困らないように、またボランティアも気持ち良く働けるようになっていました。
夜の夕食会では、在校生が入学予定者とじかに交流を深めます。
初対面の人と話すことに関してはアメリカ人は天才的で、あっという間に仲良くなり、「前から知り合いだったの?」と思ってしまうほどです。
僕もそんなアメリカ人を見習ってできるだけ入学予定者に積極的に話しかけてみました。
アメリカ人は日本に興味を持っている人が多いので、話題に困ることはないのですが、逆に質問攻めにされて答えに困ることが多いです。
普段とは違った意味でアメリカを学んだ一日でした。