米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年4月6日日曜日

授業紹介~其の五十九



上の写真はInformation, Technology, and Operations(「授業紹介~其の四十」参照)のゲストスピーカーのMitch Spolan氏です。

この方はYahoo! Inc.のRegional Vice Presidentだそうです。

Yahoo!を知っている方は日本人でもかなり多いでしょうし、最近はいろいろな意味で話題の会社でもあります。

そんな会社の方だけあって、話もとても面白かったです。

インターネットの持っている力、可能性、危険性などを非常にわかりやすく、ユーモアを交えて紹介してくれました。

アメリカ人のスピーチを聞いていていつも感じるのは、聴衆にいかに適切かつ効率的に話を伝えるかということを一番大事にしているということです。

そして、必ず要所要所でジョークを挿みます。

これはなかなか日本人にまねできるものではありません。

僕もいつかこのようなスピーチが出来るようになりたいといつも思います。



このように、大学には多くのゲストスピーカーが来ます。

その多くは、企業の経営者か経営陣にいる人で、その分経験も知識も豊富です。

ゲストスピーカーとしてくる側にしても、大学でスピーチをすることは名誉なことでもあるので、何とか忙しいスケジュールの合間を縫ってきてくれることが多いようです。

スピーチを聞くのはもちろん無料、基本的に誰でも参加できます。

スピーチのあとには必ず質疑応答の時間があるのですが、そこでのやり取りも日本とはかなり様子が違います。

簡潔に言うのであれば、浮かんだ疑問を非常にストレートに質問として伝えます。

「あなたはさっきこうおっしゃったが、自分の認識とは反対である。どうしてそういうことが起こるのか説明してくれ。」というようなことを平気で言います。

ゲストスピーカーもさすがアメリカのビジネスで成功してきた人だけあって、そのような質問にもきちんと答えます。

スピーチによってはスピーチのあとにフィードバック用の用紙が配られ、ゲストスピーカーの評価をしたりします。

ここでも、そのスピーカーの長所、短所を両方書かなければなりません。

アメリカではこの長所、短所を何に対してもすぐにいえないと「何も考えていない」と思われます。

よって、スピーチの間もただ納得しているだけではなく、たとえば「この人がより質の高いスピーチをするためには、どのような点に取り組めばいいのだろうか。」というようなテーマを考えていなければなりません。

これも僕にとっては非常に難しいことで、スピーチのあとにいきなりフィードバック用の用紙が配られると、何を書いていいのかわからなくなったりもします。



何はともあれ、このようなスピーチを聞く機会が非常に多いのも、ビジネススクールの魅力のひとつです。