米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年9月20日土曜日
Goizuetaでの生活~其の百四
上の写真は昨日観に行ったBravesの試合の様子です。
相手はPhiladelphia Philliesだったのですが、4-3で負けてしまいました。
僕はこの試合が今年最後の試合になりそうなので、負けてしまって本当に残念でした。
試合内容はといいますと、点数以上に両チームの立場の差が出たという印象です。
両チームとも同じ地区なのですが、Bravesは5チーム中4位が確定的、Philliesは現在0.5ゲーム差で首位を守っており、優勝を争っています。
Bravesにはミスが非常に多く、試合内容自体に全く覇気が感じられません。
攻めても守っても非常に重苦しい雰囲気です。
その一方でPhilliesは一戦必勝といった感じで、気合も集中力もバリバリです。
Bravesには才能を持った選手がたくさんいるのですが、その才能をいまいち発揮できていない選手ばかりで、才能が開花する兆しすら感じません。
来年こそはそれらの才能を一気に開花させて、ぶっちぎりで優勝していただきたいものです。
彼らにはそれが出来る能力があると僕は信じています。
昨日の試合にはBBA (Bachelor of Business Administration)と一緒に行きました。
BBAとは簡単に言うと、MBAの学部生版です。
BBAのInternational StudentとExchange StudentがBravesの試合を見に行くという機会があったので、ただで野球が見れるということもあり、そこに乗っかって行った次第です。
彼らのほとんどは野球を全く知りません。
フィールドの上で何が起こっているのかわからない、という感じです。
それをいちいち説明するのは実は非常に困難なことであり、改めてよく考えてみると野球とは難しいスポーツだなあ、と感じます。
彼らの多くにとっては、「なぜわざわざそんなに難しいことをするのだろう」という感じのようです。
確かにアメリカンフットボールと野球は、数あるスポーツの中でもかなり複雑な部類に入るのかもしれません。
しかしそんな二つのスポーツがアメリカで非常に人気があるのは、よく考えてみれば不思議なことです。
何はともあれ、Bravesには来年こそはWorld Series制覇を目指して頑張っていただきたいと思います。