米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年7月30日水曜日
アメリカ文化紹介~其の九十一
上の写真は一昨日のNYC Halfのレース後のゴールからイベント会場に行くまでの一コマです。
人間とは不思議なもので、このような人たちに会ったり、彼らの演奏する音楽を聴いたりすると、ふと体が軽くなったり痛みを忘れたりするのです。
そのような意味でも、非常にありがたい存在です。
というわけで、本日も昨日までの続きで、NYC Halfの紹介をさせていただきたいと思います。
今回のレースにおける戦略はいろいろ考えたのですが、まずPlan Aから入りました。
そのPlan Aとは「1時間23分のPace Groupに着いていき、起伏の多いCentral Parkを出たらGroupを抜けてペースをあげ、1時間20分切りを目指す」というものでした。
Central Parkを出ると上り坂はなく、ほとんどが平坦な道で、傾斜が非常にゆるい下り坂が少しあるという程度になるのです。
しかし、世の中そんなに甘くはなく、3マイル(約4.8キロ)地点の前でそのGroupから早々と脱落してしまいました。
そもそもそのPace Group自体が人込みのせいでペースをあげることが出来ず、人がばらけた時点でペースを上げたのだと思います。
そこがちょうど3マイルくらいで、そのペースアップについていけませんでした。
よって、その時点で奇跡でも起こらない限り1時間20分はおろか1時間23分も無理であるということが明らかになったのです。
というわけで、Plan Bに切り替えました。
Plan Bとは「Central Park内はとにかく粘り、そのあとは歯を食いしばって1時間25分を目指す」というものです。
というわけで、とにかく起伏の多いCentral Park内を粘ることにしました。
3マイル地点でゲータレードを、5マイル過ぎに水を取りました。
教わったとおり、紙コップの口を折り、口に流し込むようにして飲みました。
あまりうまく飲めず、かなりの量がこぼれてしまったのですが、水分が鼻に入って呼吸が乱れるということはありませんでした。
やはりこの方法が正しいということだと思います。
ただ、やはり給水をするとスピードが遅くなります。
その意味では、練習が必要ということでしょう。
タイムロスはまだいいのですが、一度スピードが落ちるとまた元に戻すのが結構大変なので、そのあたりがネックです。
また明日以降続けさせていただきたいと思います。