米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年7月12日土曜日

アメリカ文化紹介~其の七十二



上の写真も昨日に引き続き、ニューヨークの地下鉄の様子です。

地下鉄の構内は日本に比べるとむしろ狭いくらいです。



さて、今日は昨日の続きでニューヨークの地下鉄の紹介です。

ニューヨークでの地下鉄のもう一つ困ったところは、週末になると頻繁にダイヤが変わることです。

深夜も走っているのでメンテナンスなどを週末にやっているということでしょう。

日本のようにアナウンスがいちいちあるわけではないので、気が付くと電車が快速のはずの電車が各駅に止まっていたりします。

また、車内の様子ですが、やはり日本に比べて汚いことは否めません。

これは地下鉄に限ったことではなく、ニューヨークは全体的に汚いのですが、地下鉄も以前よりきれいになったとはいえ、まだまだ汚いです。

特にこの時期は気温が高いこともあり、悪臭がすることがあります。

椅子も単なるプラスティックですわり心地は悪いですし、日本の電車に比べて防音がされていないので、かなりうるさいです。

非常にダイナミックに揺れるので、乗り心地もいまいちです。

乗り換えはかなり面倒で、その点は日本の地下鉄といい勝負ではあると思うのですが、冷房が全く入っていないため、この時期は乗換えをするだけで汗だくになったりします。



そんなニューヨークの地下鉄ではありますが、ニューヨークの人々の足になっていることは確かであり、深夜も走っていて、ラッシュ時にも日本(東京)ほどは混まないなど、良い点もたくさんあります。

特に深夜走っているのは非常に大きいですね。



その地下鉄に乗っているニューヨークの人々の様子ですが、まず音楽を聴いている人が多いです。

本を読んでいる人やゲームをやっている人も多く、このあたりは日本と変わらないところかもしれません。

バスのときにも紹介させていただきましたが、寝ている人も結構いて、だんだん日本に似てきているのかなあという感じもします。

以前日本人が通勤の際にエスカレーターに乗っているのに更にエスカレーターを歩いて移動したり、乗り換えのときに走ったり(そんなにいないとおもうのですが)することを紹介し、日本人はなぜこんなに働くことに一生懸命なのかというような記事を読んだ覚えがあるのですが、実際にはニューヨークでも良く見かける光景です。

一般的に、特に通勤時は、人々の歩くスピードは非常に速く、みな時間を少しでも節約しようとしているようです。

また長くなりましたので、もう少し続けさせていただきたいと思います。