米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年7月27日日曜日

アメリカ文化紹介~其の八十八



上の写真は昨日観に行ったBrooklyn Cyclonesの試合の様子です。

ご覧の通り、マイナーの試合とはいえ満員御礼で、立見席しか手に入りませんでした。

人気があるのはいいですが、ここまで来るともう少し控えめにしてくれればと思わないこともありません。

ただ、立見席とはいえ、3回終わってあいている席があったら座っても良いというチケットだったので助かりましたが。

明日に迫ったNYC Halfのために、「リラックスする」というテーマを掲げているのですが、どうせリラックスするのならリラックスせざるを得ない状況に自分をおこうと思い、じゃあ野球でも観に行くか、と思って行って来た次第です。

案の定、リラックスするのには絶好の環境でした。

非常にのんびりとした時間がそこにはありました。



さて、今日はNYC Halfの前日ということで、緊張感が高まる日でもありました。

Nike Run Clubには行ったのですが、2マイル(3キロ強)程度を走っただけで切り上げました。

レースの直前はこれくらいがちょうどいいそうです。

そのあと、友達の家に遊びに行ったのですが、洗濯の都合で明日のNYC HalfのTシャツを着て行きました。

するとエレベーターの中などで、やたら声をかけられます。

「ハーフマラソンを走るだって!?信じられないことをしようとしているね。でも大丈夫、お前ならきっと出来るさ!」といった感じです。

初対面なんですけど。。。

と思ってしまいそうですが、そう思っていてはアメリカでは生きていけません。

極めつけは友人のアパートのドアマンで、「おい若いの、ちょっと待て、それは何だ?」と呼び止められました。

怪しまれているわけではないことはわかっているのですが、ドアマンに呼び止められてそのまま通り過ぎるわけには行きません。

「明日これを走るのさ。」というと、「お前はとんでもないことをしようとしているな。」と一言。

「おっさんも一緒に走るかい!?」というと、太鼓腹をさすりながら「この腹じゃ無理だぜ。それに膝が悪いんだ。」とのこと。

続けて、「しかし俺は大事なことを知っている。それをお前に教えてやろう。今日は炭水化物をよく取るんだ。」といわれました。

「わかったよ、有難う。おっさんまたね。」というと、うしろから大きな声で、「もう一つ大事なことがある。オレンジジュースだ。今日の晩飯はパスタとオレンジジュースで決まりだ。これでお前は明日どえらいことをしでかすぞ。」と叫んできました。

「有難う、おっさん!」というのが一部始終でした。

このあたりののりのよさと気さくさはアメリカならではです。

このあと、Pasta Partyに行ってきましたが、そのあたりはまた日を改めて紹介させていただきたいと思います。

いよいよ明日はNYC Half本番です。