米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年7月5日土曜日

アメリカ文化紹介~其の六十五



上の写真は先日Whole Foods(「アメリカ文化紹介~其の三十九」参照)で撮った寿司のものです。

写真を良く見ていただければわかるのですが、玄米を使った寿司です。

これは日本ではなかなか見かけませんね。

健康ブームの中で、アメリカで流行っているものなのかもしれません。



寿司はアメリカでは猛すっかりその地位を確立しています。

ピザほどではありませんが、それに次ぐくらいの人気はあります。

たとえば、テイクアウトをよくとる僕の友人は、そのローテーションに寿司を入れています。

おいしいし、健康に良いから、というのがその理由だそうです。

アメリカ人は何かあるとピザを食べるという印象があるのですが、もしかしたら何かあるとすしを食べるという人も僕が知らないところにいるのかもしれません。

ピザがもともとイタリアのものであることを考えると、決して不思議ではないとも考えられます。

フードコートなどでも、必ずといっていいほど寿司コーナーがあります。

これは必ずといっていいほどピザコーナーがあるのと同じことです。

ニューヨークのような都会を歩いていると「SUSHI」という看板を非常によく目にしますし、中で働いているのは日本人とは限らず、いろいろな人がすしを作っています。

ここまで来ると、玄米やアボカド、チリソースを使った寿司は本来の寿司ではないという議論は的外れではないか、という気もしてきます。

そもそも食文化などというものはそれぞれの地方で独自に発達していくものですし、その発達状況を肯定することはあっても、一概に否定することは出来ないのではないでしょうか。

もしかしたら、寿司はとっくに日本人の手を離れて、世界に飛び立っているのかもしれない、ニューヨークにいると、そんな気がしてきます。



さて、きょうもNike Run Clubに行きました。

今日は7マイル(約11キロ)を、1マイル7分強のペース(1キロ4分30秒強)で走りました。

今日は結構余裕がありました。

一昨日(「アメリカ文化紹介~其の六十三」参照)1マイル7分30秒のペースで走ったら死ぬほど苦しかったということを紹介させていただきましたが、今日Pacerに聞いたらあれは実際は1マイル6分30秒(1キロ約4分)ペースだったそうです。

なんかおかしいと思いました。

早く走る人がいると、Pacer自身もつられて早く走ってしまうようです。

このあたりも、いかにもアメリカという感じがします。