米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年7月26日土曜日
アメリカ文化紹介~其の八十七
上の写真は昨日のNike Run Clubのあとに行われたちょっとした講演会の様子です。
中央と右側に座っているのがGuest Speakerで、左側に座っているのが司会を務めたCoach Caneです。
誰でも参加できるのですが、やはり今週末のNYC Halfに出る人が多かったこともあって、マラソンやハーフマラソンといったレースの前にどのような準備をすればいいかという話が中心でした。
レース前は炭水化物を多めにとることが大事だそうです。
特に二日前からは炭水化物を中心にとることが強調されていました。
パスタなどがお勧めだそうです。
睡眠をしっかりとること、いつも着ている洋服を着たり、いつも履いている靴を履くことも大事だそうです。
何より大事なのが、リラックスすることです。
これが強調されることがアメリカらしい点であります。
そして、どのようにしてリラックスするかも考えられているところが、いかにもアメリカであります。
前日はどうしても緊張や不安が付きまとってリラックスできなくなってしまう、だから二日前から準備をしよう、ということのようです。
二日前にリラックスできて、よく睡眠を取れれば、前日の夜に緊張で眠ることが出来なくても大丈夫とのことでした。
僕は、実はこの考え方こそがリラックスする方法なのでは、と思っています。
そのほかに僕にとって有益だったのは、栄養補給の方法についての説明があったことです。
最初のほうは特にゲータレードやジェルなどの栄養補助剤を取る必要はないとのことでした。
個人差があり、その日の体調や天候にもよるが、10キロ過ぎくらいから栄養補助剤を取るべきだとのことでした。
重要なことは、ゲータレードとジェルを同時に取らないことで、それは成分がほぼ同じだからそうです。
つまり、ジェルを取ったら水を飲んでおいたほうがいいとのことでした。
また、当日は暑くなることが予想されるので、水は飲む以外に頭からかぶったり筋肉にかけたりして、出来るだけ体温を下げる(上げすぎない)工夫をすることも大事だそうです。
いよいよ本番まであと二日となりました。
僕は単なる市民ランナーに過ぎないのですが、どうせやるからには何事も真剣に取り組んだほうがいいと自分では思っています。
というわけで、講演で教わったように、今夜はリラックスして、十分に睡眠をとれるよう心がけたいと思います。